瀬古・幸心地区散策コース 善光寺街道と水屋を訪ねて
コース
JR新守山駅→常雲寺→間黒神社→天王社(高見)→石山寺→高牟神社→善光寺街道→水屋(東春酒造)→八ヶ村用水由来碑→宮地小祠→JR新守山駅(約4.3キロメートル)
コースの主な見どころ
1 常雲寺

山号:松栄山、宗派:曹洞宗、本尊:地蔵菩薩。境内の青面金剛童子(しょうめんこんごうどうじ)を祀る庚申堂(こうしんどう)の創建は、あまりにも古く不明。現在の建物は昭和55年に建て替えられ、60年に一度開催される庚申大開帳が挙行された。字名の幸心の由来はこの堂の名とされる。
2 間黒神社

祭神:須佐之男命(すさのおのみこと)、口伝によれば鎌倉時代の創建。明治政府により、村社を付与された。この地域は低湿地帯のため、度々水害に見舞われ甚大な被害を被った経緯があり、石垣を築いて建てられた全国でも珍しい水屋作りの神殿です。
3 天王社(高見)

当地の天王信仰の源は津島神社、赤く塗られた天王社には津島神社のお札が納められている。瀬古では田植を終える頃、世話人が津島神社より新しいお札を受け天王社に納め、幸心では新しいお札を祀り天王社を赤く塗りなおし祭礼を行った。
(注)令和3年現在は撤去済み。
4 石山寺(いしやまじ)

山号:西天山、宗派:天台宗、本尊:十一面観音菩薩、開山:道円上人(奈良西大寺の高僧・叡尊の高弟)。叡尊は江州石山寺の本尊と同木で十一面観音菩薩を彫刻しこれを道円上人に与え、当像を本尊とし道円上人が石山寺を創建した。
5 高牟神社(たかむじんじゃ)

祭神:高皇産御霊命(たかむすびのみこと)ほか複数の神が合祀されている。社伝によれば養老年間(717)創建、本殿は昌泰3年(900)再建といい、延喜式神名帳にも載る由緒ある神社。明治政府の神仏分離令により付与された郷社の社格が石標に見える。
6 善光寺街道

善光寺街道は江戸時代下街道(したかいどう)とも呼ばれ、名古屋から中山道に至る全長約15里の街道。戦後この街道は国道19号線へと変貌したが、瀬古・幸心には矢田川の山田の渡しから勝川の渡しまで、道幅2間道程約1.5kmがほぼ昔のまま現存する。
7 水屋

庄内川と矢田川に囲まれた地域は「瀬古村輪中」と呼ばれた低湿地帯で、よく洪水に見舞われた。同地域では自衛策として、高く石垣を築きその上に建物を建てた。洪水時の一時的避難場所として利用したこの建物を水屋と呼ぶ。
8 八ヶ村用水由来碑

明治9年(1876)の取水位置の変更により廃止された御用水の上流部水路と郷合川の水源を併せ、八ヶ村(川・牛牧・大森垣外(おおもりがいと)・大永寺・金屋坊・守山・幸心・瀬古)の灌漑目的の水路である。昭和29年、国費による大規模な築堤改修が施工された。
9 宮地小祠(みやちしょうし)

幅190cm奥行き115cmほどで南向きに建つ小祠。中には西から馬頭観音菩薩・地蔵菩薩・聖観音菩薩二体の計4体が祀られる。地蔵菩薩の台石には、明和8年(1771)の銘の歴史が刻まれ毎年1月24日には、例祭の行事が行われている。
まちあるきマップ
PDFデータを印刷していただくと、配布しているマップになります。まちあるきにご利用ください。守山区役所3階地域力推進課などでも配布しています。
(注)以下のファイルはすべてテキスト情報のない画像データです。内容を確認したい場合は、守山区役所地域力推進課(電話番号052-796-4524)までお問い合わせください。
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瀬古・幸心地区散策コース -善光寺街道と水屋を訪ねて- 印刷用マップ表面 (PDF 408.8 KB)
印刷用マップ表面です。 -
瀬古・幸心地区散策コース -善光寺街道と水屋を訪ねて- 印刷用マップ裏面 (PDF 484.6 KB)
印刷用マップ裏面です。このコースの主な見どころの説明が載っています。 -
瀬古・幸心地区散策コース -善光寺街道と水屋を訪ねて- 印刷用マップ中面 (PDF 467.4 KB)
印刷用マップ中面のコース図です。
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