浜御殿
街道を往来する大名らを招待するために築かれました。
熱田区内の埋もれた見どころを発掘し、紹介しています。(広報なごや平成22年7月号掲載)
浜御殿について
街道を往来する大名らを招待、供応するため、尾張藩は1624年(「厚覧草」によれば1634年)、七里の渡しの東側の海を埋め立てて東浜御殿を、1654年に七里の渡しの北西に西浜御殿を築きました。現在、その跡を見ることはできず、西浜御殿があった白鳥コミュニティセンター北側に看板が立っているだけです。東浜御殿は桑名楼と寝覚楼を持ち城郭のような構え、西浜御殿は平坦な邸だが内部の調度が豪華を極めていたということです。歌川広重の浮世絵「宮 熱田濱之鳥居」にも画面左端にその姿が描かれていますが、当時の浜御殿の姿をはっきりと示す絵は見つかっていません。
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