川原田家住宅

昭和区南山町25番

昭和12年

木造2階建

　大正から昭和初期にかけて、いわゆる山林都市構想に基づく宅地開発が行われた八事丘陵地に建つ邸宅。

　敷地割りが大きく緑豊かな住宅建築で、外観は山林の地形を活かした当時の都市構想をよく示している。近隣には南山学園の洋風建築群が建ち並ぶ。

　また、主屋は洋風の応接間や縁側から張り出したテラスなどを持ち、かつてこの地が別荘地であった面影を残している。