平成29年10月30日 市長定例記者会見

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ページID1002439  更新日 2025年10月16日

報告事項

  • オレンジリボンキャンペーン2017について
  • 金シャチ募金・金シャチパートナーについて
  • コアラの赤ちゃんの出袋と「コアラ記念銘板」の設置について

会見動画

報告内容

「オレンジリボンキャンペーン2017」(児童虐待防止推進月間)の実施について

それでは、おはようございます。10月30日(月曜日)ということで、会見を始めたいと思います。

本日はオレンジリボンキャンペーン2017(児童虐待防止推進月間)の取り組みについて、ご報告をいたします。

バックボードのほうでございますが、オレンジ色になっておりまして、児童虐待防止のシンボルマークである「オレンジリボン」のデザインに変わっております。

名古屋市では、平成25年4月に施行しました、「名古屋市児童を虐待から守る条例」におきまして、毎年5月と11月を「児童虐待防止推進月間」と定めております。

毎年11月は、厚生労働省・内閣府を中心として、全国的に「オレンジリボンキャンペーン」が実施されており、本市でも、毎年、児童虐待防止のPR活動を実施しております。

今年度の、主な取り組みの内容でございますけれども、来たる11月3日(金曜日)の祝日でございます。「第4回オレンジリボンたすきリレーNAGOYA2017」を開催いたします。

ちなみに、あまり関係ありませんが、11月3日(金曜日)は私の69回目の誕生日でございますので。プレゼント等はお断りいたしませんので。お見知りおきいただいたらということでございます。馬齢を重ねまして、名古屋の皆さんのおかげで、一応酸素を食いながら、サヴァイヴィングと、生き続けておるということでございます。

また、当日は午後2時から、「オレンジリボンキャンペーン2017 inナディアパーク」を開催します。

児童虐待に対する市民の皆様の関心と理解が深まり、困っているお子さんや保護者を見かけましたときに、声掛けをして相談機関へつなげていただくため、地域における見守りが広まりますよう、積極的なPRを進めてまいります。

名古屋城天守閣寄附金「金シャチ募金」の集計状況について

次に、名古屋城天守閣木造復元への寄附、「金シャチ募金」につきまして、このたび累計金額が1億円を超えました。

これはちゃんともう一回言わないかん。名古屋城天守閣木造復元への寄附、「金シャチ募金」につきまして、このたび累計金額が1億円を超えましたので、お知らせをいたします。

1億円を超えましたので、お知らせをいたします。

これ、なかなかどえらいことですよ。これ、本当に。募金先がどこだってあまりいろいろ言うわけじゃありませんけど、前の本丸御殿につきましては、いわゆる財界といわれる方にも大変にご協力をいただいておりまして、ありがたいことでございますけど、今回の場合は、今の段階におきましては、全額と言っていいんじゃないですかね。俺が出したぞという財界の方がお見えになればわからんですけど、全額、これ、名古屋市民というか、名古屋にゆかりのある方、市民でない方もお見えになるかわからんけども、そんなことは関係ありませんので。の、寄附で1億円を超えたというのは。

ここに書いてあるとおり読みますと、7月の募金開始から、まだ3カ月にもかかわらず、これほど多額のご寄附をいただいていることに大変感謝を申し上げるとともに、市民の皆様の事業に対する思いを強く感じております。

まあ、これはちゃんと、郷土愛の深さについて、深く、英語で言うとムーブ(move)ですね。感動いたしました、ということだと思いますよ。

あんまり皆さんに文句言っちゃいけませんけど。なかなか、そういうような雰囲気でないとこも多いやに思いますけども。やっぱ、私もこれ、400年名古屋に住んでおりますけど、本当に名古屋のお城が、誇りだったわけですよ、名古屋の。これが400年。まあ、333年ですけど、それが焼けてコンクリートになってしまったと。コンクリートに寄附していただいた皆さんも、これまたありがたいことですけど。それについての寂しさですね。

他のお城でもコンクリートの復元したお城、たくさんありますけど、第二次大戦で壊れたお城は名古屋城含めて7つだったと思いますけどね。有名なところでは広島とか福山とか和歌山とかありますけど、コンクリートになっとるとこが多いですけど。

しかし、国宝1号の名古屋城。尾張名古屋は城でもつ、それは有名な話ですけど、それがこういう格好で本物に、たまたまと言っちゃなんですけど、図面があるという、大変なラッキーというか、ラッキーで済まされん、昭和7年から。初めての方もお見えになると思いますので繰り返し言っておきますけど、資料ありますけど、文部省が昭和5年に旧城郭国宝第1号は名古屋城。昭和6年、第2号は姫路城。昭和7年に、何でか知らんがなかなか資料に出てこんだけど、文部省は称揚してだったかな、難しい漢字が使ってありますけど、勧めてというか、パースウェイド(persuade)というか、何かわかりませんけど、どうぞという感じで文部省が勧めて、名古屋工業大学の、当時名高工(名古屋高等工業学校)の学長さん。それから、名古屋市の職員。それから民間の方で、戦争で焼けた後も含めて、残った分、20年間にわたって図面をつくっといてくれたというもののおかげですわね。

それプラス、江戸時代の終わりに金城温古録ということで、当時の尾張藩の武士がほとんど、実測図じゃないですけど、ものすげえ細かい、名古屋城の百科事典みたいな何十巻とありますから、これを残していってくれたおかげで、寸分違わぬ世界でただ一つの、400年前の復元ができるということが、夢物語が実現になるということでございます。

そういう思いを持っておられる方は非常に多いと思いますね。名古屋市民の皆さん、名古屋何とかしてちょうよと、東京と大阪の真ん中だけじゃなしに、ものづくり都市もええけど。都市のプライドってあったじゃないかと。世界に対して自慢ができるものね。そういう、いわゆる郷土愛の大きさのあらわれだと思いますよ、本当に。

本当にこれ、なかなか難しいですよ、1億円は。3カ月で。個人のお金では。ということでございまして、大変ありがたいことでございます。深く感謝を申し上げるという、当たり前の言葉じゃなくて、本当にありがたいというか、お城が、私らがありがたいんじゃなしに、お城が喜んどると思いますよ、これは。みんなの気持ちが集まって俺ができてくんかと。お城自体が喜んでおられると思います。

徳川家康も喜んどるんじゃないですか。まさか空襲で燃えるとは思わなんだけど、言うて。家康もどえりゃあ喜んどると思いますけど。家康殿もですね。呼び捨てにしてはいけませんと思いますが。

また、このたび寄附や商品開発等を通じて、名古屋城天守閣木造復元を応援していただく金シャチパートナー制度をつくりました。本日午後1時から、この場所で第一弾発表式を行いますので、ぜひ取材をいただきたいと思います。

徳川家康殿は、当時西国の大名に命じまして、約30万人。ちょっといろんな説があるんですけど、ネット見るといろいろ出てきますけど、約30万人の人が集まって、天下普請ということで、名古屋城の築城に携わったと言われております。

この木造事業におきましても、お金も目標もそうですけど、30万人の方が出してくれると。これは、5円とか10円出してくれたお子さんも含めまして、いうとこれはなかなか徳川家康が喜ぶと思いますよ、本当にこれは。すげえな言って。いう話になると思います。

そんなことでございまして。寄附をいただきますと、何べんも言っていますけど、メッセージカードを書いていただくパターンが1つ。そんな長いのはいけませんので、一応決めたところですけど、一言メッセージ。フューワーズ(few words)ですけど。メッセージカードを、言葉を書いていただいた方はタイムカプセルに入れさせていただきまして、334年後にオープンいたしますから。何でかいいますと、名古屋城はぜひジャーナリストの皆さんにも覚えておいてほしいけど、覚えやすいで。333ですから。3が3つで徳川家康がつくってから333年後に何と空襲で焼けてしまったという話ですね。5月14日の午前9時ぐらいに焼夷弾の1発目が当たったと言われておりまして、大体3時間かけて焼けたと言われております。

333年で焼けたんですから、334年後ということは、空襲がなかったと、今度は。今の世代の、ちょうど生きとし生ける、わしもいつまで生きとるのか知りませんけど、ちょうどこの時代の名古屋の人たち、名古屋にゆかりのある人たちの寄附とか、その他の努力によって戦争のない平和な時代を子どもたちにプレゼントしていったんだということになりますね。

紛れもない、平和のシンボルですわな。そうなりますと。一種の、広島の原爆ドームに似てますよ。感じからしますと、いうことです。

同時に1万人ぐらいの方がだいたい、その日ばっかじゃないけど、名古屋で空襲で8千人から1万人ぐらいの方が亡くなってますでね。うちのおふくろのおふくろも、そのとき空襲。ちょっと前ですけど、空襲で死んでますけど。3月ですけど。そういうことが一つ。

それからもう一つが、5万円にしてくれというふうに、一応当局が言っていますけど、寄附だというふうに書いてありますけど、僕は石にちゃんと刻んで、名前を。5万円以上寄附していただいた方は。法人でもいいですよ。団体でもいいですけど、石に刻んで、名古屋城の天守の見えるところへ、ちゃんと設置させていただきますので、ぜひ。

沖縄の摩文仁の丘にあります石碑ですね。あれ、24万人。私も見にいきましたけど、あれはもう悲しみの、悲劇のメモリー(memory)、ヘリテージ(heritage)ですけど、こちらのほうは、そうとも言えますけどね。先ほど言いましたように8千人から1万人の人も亡くなっとるし、いうことですけど、平和のシンボルとして日米友好の、これから仲良うしよみゃあということだと思いますけど。残せるということでございますので、ぜひ今の時代に生きておられる皆さんは、ぜひあの世からタイムカプセルをもう一回開けられるのを見ていただくと、またはあの世からこの石碑を見ていただきますと。雨の日も、かんかん照りの日も名古屋城の見えるところにちゃんと皆さんの名前が刻まれますので、孫の孫の孫の孫の、その孫の孫の孫の孫の孫ぐらいになると思いますけど、おじいちゃんの名前があるがやと喜んでくれることになると思います。

ということで、引き続き、どうぞ名古屋市民に限りませんので、名古屋に縁のある方ないし、ええことでにゃあかとそれはというふうに思われる方は、ぜひ1円でも5円でも結構ですので、ご寄附いただくと大変ありがたいということでございます。

コアラの赤ちゃんの出袋と「コアラ記念銘板」の設置について

次に、今年6月に、超目玉動植物導入の第一弾としまして、「レッサーパンダの導入」をお知らせしたところですが、本日は第2弾として、コアラの赤ちゃんの出袋(しゅったい)と、シドニー市から贈られた「コアラ記念銘板」の設置について、お知らせいたします。

2頭のコアラが初めて来園した1984年以降、名古屋市とシドニー市は、動物園を仲立ちとした友好親善を育んでまいりました。

東山では友好のシンボルであるコアラの繁殖に力を注いでおり、このたび、タロンガ動物園から導入した2頭のコアラの間に赤ちゃんが誕生し、袋の中からかわええ顔や手足を見せ始めました。

こういうのが、出袋というんですか。

(当局:そうですね。袋に入っています。)

東山のコアラは今回生まれた赤ちゃんを含め9頭で、日本一の飼育頭数となっております。これまでに43頭ものコアラの繁殖に成功しております。11月下旬には、お母さんの背中に乗ったかわいらしい姿をごらんいただける見込みですので、楽しみにしてください。

大体行ってもほとんど寝とるでな、これ。問題は。

(当局:そうですね。そういう動物ですので。)

そういう動物か。ほとんど寝てござるもんで。

(当局:かわいい系ですんで。)

一応、前もちょっと言いましたけど、飯食っとるときか、一応この時間ならとか、また後でその辺言っていただければということでございます。

また、10月20日(金曜日)には、シドニー名古屋姉妹都市委員会のデビッド・ブッチャー氏から、これまでのコアラを通じた交流を記念する「コアラ記念銘板」が東山動物園に寄贈されました。

この「コアラ記念銘板」を明日、動物園本園コアラ舎入り口に設置します。東山動植物園へお越しの際には、ぜひコアラ舎へ足をお運びください。

ここで、東山動物園長からご説明をいただきます。

(当局:今日は、コアラということで。コアラは東山に来園して30年以上になりますけれども、今でも人気動物のトップでございます。

そのコアラを記念して、今回、この銘板をシドニー名古屋姉妹都市委員会のブッチャーさんからいただきました。コアラはよく寝ているということも言われますけれども、毎日午後1時にえさを交換しておりまして、そのとき非常によく動いたり食べたりする姿が見られますので、もし見に来られるときはそういう時間帯も狙っていただけると。)

(市長)
午後1時。

(当局:毎日です。午後1時。)

毎日午後1時がちょうどえさを。

(当局:交換するんですね。)

交換するんですか。

(当局:その時間をコアラもよく知っていて、えさを催促したり、ちょっと前ぐらいから動き始めますので、そういうタイミングに来ていただけると、寝ているというイメージがちょっと変わるかもしれません。よろしくお願いしたいと思います。

コアラはそういったかわいいだけではなくですね、生物の多様性、こういった袋のある動物はオーストラリアにしかいませんので、種の多様性ですとか自然のすばらしさですとか、それから動物保護の大切さですとかを、伝えてくれる。シドニーとの動物親善大使でもあるんですけれども。野生動物のメッセンジャーでもあります。ぜひ、この秋まつりに見に来ていただきたいと思っております。

秋まつりは、10月7日(土曜日)から始まって11月19日(日曜日)まで開催されておりますが、このところ雨が多くて、来園者も伸び悩んでおりますので、今度11月、3連休が3日(金曜日)、4日(土曜日)、5日(日曜日)に、ぜひ、この銘板とコアラの赤ちゃん、まだ赤ちゃんは、今のところ袋に入ったり出たりなんですけれども、ぜひ見に来ていただきたいというふうに思っております。)

(市長)
なかなかこの園長さん、偉い人で、今度またちゃんとやりますけど、この間例の鳥インフルエンザがあったときに、どうしてもというとこは安楽死していただいたとこもありますけど、あと3羽ですわね。

(当局:そうですね。今、2羽に。)

1羽その後亡くなられましたけど、2羽の、いわゆる不死鳥ですわ。不死鳥。

(当局:今、鳥インフルエンザ関係のお話が出ましたけれども。これから渡り鳥シーズンに入りますけれども、今、新しいケージをつくっています。それが完成した暁には、その鳥もぜひお見せしたいので市長からご報告いただきたいと思っております。)

生きるパワーをいただく。これ、何で不死鳥か言うと、天災と人災と2つから免れたという、なかなかすごいことだと。

天災というのは、いわゆる鳥インフルエンザで、それに感染したということですね。そこで亡くなる鳥もものすごくあると。それより、実際天災もあるけど人災っておそろしいんですよ、世の中。そのシンボルが戦争ですけど。あと人災によって、全員撲滅主義というのが長年の、動物園なんかだとちょっと別ですけどね。いわゆるニワトリなんかはもう、日本の方針というのはワクチンじゃなくて全部殺すんですよ。それによって感染をストップするという撲滅主義がとられておりまして、その中で、動物園ですから、何言っとんだって話で。

(当局:そうですね。)

殺しちゃいかん言って。

(当局:あの2羽、残ったのよかったと思います。)

残ったという、そういう意味で、天災、人災2つを免れたと。いっぺん行って南無阿弥陀仏ぐらい言って拝んでまうとですね、皆さんも長生きできるというか、世の中ええことが起こるかもわからんという鳥を残された立派な園長でございますので、尊敬したってちょうだい、ちっとは。

ということでございます。私からは以上でございます。

質疑応答

金シャチ募金について

(記者)
金シャチ募金に関してなんですけども、具体的に1億円を突破したのはいつ頃ですか。

(市長)
1億円突破したの、具体的にいつか。では、担当の職員が出てまいりますので。

(当局:10月16日(月曜日)のときに大口の方がいらっしゃいましたので。今のところ、1億数千万円ということになっています。)

(記者)
大口の方で、例えば最大の額ですとか、個人、法人ともに。

(当局:個人の方なんですが、今のところ1千万円いただいた方が、この間3名いらっしゃいまして。)

(市長)
3人もござるのか。

(当局:全て個人の方です。)

(市長)
えらいことですな、これ。

(記者)
最高額が1千万円。

(当局:そうですね。はい。)

(記者)
法人はいかがですか。

(当局:法人の方で一番大きいのは200万円です。今のところ100万円以上いただいているのが42件という形になります。個人、法人合わせて。)

(記者)
1千万も寄附する方っていうのは、どういった言葉で持っていらっしゃるんですか。

(当局:基本的には振り込みになっておりますので、直接いただいてはいないので。)

(市長)
ほんでも、電話はかけるだろう。

(当局:1名の方は、顕彰も要らないということで、名前も伏せてくださいと。気持ちさえ受けとっていただければいいですという方もいらっしゃいました。こちら側はありがとうございましたしか言ってないんですけれども。)

(市長)
えらいこったな、しかし。男女の別は。

(当局:すいません。それはちょっと、今、手持ちにはないです。)

(市長)
にゃあか。まあ、わからんわな。電話かけてくるのはお母ちゃんでも、親父かもしれんし、半々かもわからんしね、これ。

(当局:基本的には、確定申告とかがあるものですから、基本的には男性の方が多いかなと思っています。)

(市長)
ちゃんと税制控除につきましても、他の名古屋市に対する公益寄附と同等にありますので、こちらもね。お願いしたいと思います。

(記者)
これはふるさと納税のほうも入っているんでしょうか。

(当局:入っています。その中で一括になっていますので。)

(記者)
幾らかっていう分類は。

(当局:それはないです。)

(記者)
1億円を超えたら議会で新しく何とかっていうのは。

(当局:今回、予算自体が1億円組んでおりますので、今回1億円超えましたので、どこかの段階では補正予算っていう形で組まなければいけないと思っています。今のところでは、2月の補正予算の段階で見込み額を補正させていきたいと思っております。)

(記者)
具体的に幾らぐらいですか。

(当局:今の感じでいくと1億5千万円ぐらいにはなるかなと思っておりますが、こればかりはよくわからないものですから、引き続き多くの方からご支援、応援いただきたいなというふうに思っております。)

(市長)
本丸御殿は一応終了というか、明確な事業があるもんで、終了にならないかもわからんけど。

(当局:基本的には本丸御殿は目標額50億円で定めておりまして、既に50億円超えておりますので、基本的に、毎年5月の終わりから6月の頭ぐらいに公開しておりますので、そのタイミングをもって終息していくのかなと思っております。)

(市長)
終息じゃなしに、天守のほうに。引き続きお願いせな。

(当局:引き続き、今度は天守閣のほうにお願いしていきたいというふうに思っています。)

(記者)
次の目標、いつまでにいくらぐらいみたいなのはありますか。

(当局:金額というよりは、大勢の方から寄附いただきたいと思っておりまして。今回納付書でいただいたのは、今日資料で出させてもらっていますが、500人強の方からいただいています。

募金箱のほうなんですけれども、大体これもメッセージカードを書いた人しか件数としてはわからないですが、こちらのほうも500人程度いただいておりまして、合計、大体千人ぐらいの方から寄附いただいています。市民の方に名古屋城について、天守閣について誇りを持っていただきたいというのが我々の気持ちでございますので、金額もそうですが、多くの方から寄附いただきたいということで。今の段階では具体的に何億円ということではないんですが、多くの方から応援いただきたいなというふうに思っています。)

(記者)
1年目の目標が1億円だった。2年目はどうとかいうのは。

(当局:来年、当初予算の中で検討していきたいなというふうに思っています。)

金シャチパートナーについて

(記者)
金シャチパートナー、これは企業の方の協力なんですけど、これはお金をいただくというだけではなくて、どういうコラボレーションになっているんですか。

(当局:例えば、一つが何か商品を売ったときの1%を寄附しますよという、売上の一部を寄附されるというパターンもありますし、ほかには現物支給ということで、ぜひこういった商品を記念品として配ってくださいとか、あるいはサービスとしてARとかVRみたいな技術をぜひ名古屋城で寄附しますのでご活用ください。あるいは清掃ボランティアとしてやらせていただきますよと、さまざまな形での企業さん、あるいは団体さんからの応援という形を考えておりまして、今日午後、そういった第一弾という形で公表させていきたいなというのと合わせて、ぜひ名古屋城を応援してくださいという形で応募というかお声かけをさせていただきたいなというふうに思っております。)

(記者)
今の追加で、この商品開発等を通じて応援してくださるという、現段階で商品開発っていうとなんですか。

(当局:例えば記念品のバッジとか、あるいはお菓子とかするときに、パッケージで、商品開発の事例になるかわからないですけど、天守閣の古い写真を使っていただいたりということで。)

(市長)
パートナーではないけど、ぜひ駅西のとこへ行っていきますと、スモーキングエリアですね。

(当局:JTさんが。)

(市長)
JTさんがつくってくれましたけど、あそこに張ってある写真は、いわゆる焼ける前の写真ですから、あれちょっと見ていただくと、なかなかやっぱり威厳を感じますよ、これ。

(当局:そうですね。)

(市長)
一番上の窓の数が違うんですわ。今の建物だと7階ですけど、昔は5階ですけど、天井の一番上のところの窓が。あとは今のコンクリートの建物も実測図に従ってつくっているので本物ですけど、一番上の窓の数が違います。いっぺん見ていただいて。8つと6つですけど、昔のやつは。それを見るとわかりますけど、ああこれは昔の写真だなって。

それと、この間フラワーカーパレードのときに、竹中工務店によるコンピューターグラフィックスによる復元予想の写真というかグラフィックがあって、あれは今、すぐ壊すな言ってとってありますので、あれをいろんなところへ出すときれいですよ。すごいきれいだな、いうふうに思っていただけますわな。

名古屋城復元につきましては、ぜひ本当にこれ、夢物語だったんだでね、これ。夢物語。こんなコンクリートでつくったものを、実際に耐震強度がもうないから、何とかせないかんという状況であったことは確かなんだけど、普通は耐震補強しちゃうんですわ、これは。普通は。実際は名古屋市も一旦はそれに書いた文書ありますわね。だけど、いろいろありまして、技術の発達やらいろいろあって、先ほど言いましたように、図面があったということで、夢物語が実現されると。

ほかのお城の方からも、直接言いますけど非常に注目されていますね。熊本、それから大垣なんかもそうですね。それからあと、江戸城ですね。その辺のところも、やっぱり名古屋が詳細な実測図があるので、まず先に進めてくれと。木造で復元するということについて、ぜひ名古屋城の歩んでいく道をぜひ参考にしたい、注目したいと言われています。

ドリームズカムトゥルー。ドリカムです。

金シャチ募金について

(記者)
今の募金の件なんですけど、市長、以前100億円を集めたいということをおっしゃっていましたけど、その想いに変わりはありませんか。

(市長)
ありませんよ。本丸御殿が50億だったら、規模からすると倍ですからね、絶対。大体150億。倍以上か。本丸御殿が150億だでな、確か。こっちが500億ということですので、3倍、4倍と。それはそれで、目指してやっていくということだけど、普通はもうちょっと建てかけるとようけ集まるようなもんなんですよ、これは。だけど今の時点でですからね、これ。大きいのは西国の大名中心の、天下普請の30万人というのも、すごいんじゃないですか、これ。30万人の人が寄附してくれたら、これはまた、なかなかですね、これ。

それが名前が残って、タイムカプセルに残る。石に刻まれとると。ぜひあの世からよ。わしも今、職業柄どうしても寄附できんもんで、これ。国会議員ないし名古屋市長。名古屋市長は名古屋に関する寄附できないということになっていますので、そうでございますけど。当然のことながら、いろいろ私の受けとっとらん金がいろいろありまして、涙の数だけとか何かありますけど、そういうのを残して、あの世へ旅立ちたいと思ってますけどね。ほんであの世から見るだがね。ちゃんと名前書いてあるないって。ということですわ。

これは、繰り返しますが名古屋城の天守というのは、まず絶対欠くことのできない引き金と、トリガーですよね。ということなんであって、これから、当然名古屋城自体にも、あと二の丸御殿もありますし、多聞櫓もありますし、県の体育館の話も、後のこともありますし、どえりゃあおもしろいとこになりますわ。つくってかないかん。本物性を重要視して。

またそれがスタートとなって、まあ、あれですね。名古屋駅から駅で降りてもらって、柳橋の辺でどえりゃあうまいもん食ってもらって、堀川で、川で泳いで名古屋城まで行くとかですね。そのようなところとか、熱田神宮も有松もそうですし、名古屋のまちがおもしろくなっていきますわね。

そうなるにしても、やっぱり一番大事なのは吉本新喜劇みたいな、ああいうやつですね。やっぱり都市の中の、お笑いというのは大きな芸術ですけど。そういうものを名古屋の中でどうやってつくって、昔あったんですけど、もう一回戻すかということで。こういうとこで言っておくと、大須にも言ったんですよ。大須演芸場でわしがただで出たるわいって。それは、1週間にいっぺんはちょっといかんで。ギャラは要らんで、その分どっか一杯飲むとこで飲ませてくれればええわいって。おもしろくしよみゃあと、とにかく。もっとこう、人間くさいものを愛するまちにせんと、名古屋は。そこに言ったけど。正式に申し込んだるけどなかなか返事が来んでいかん。おもしろいですよ、河村さんの政治漫談、30分か1時間。

というのが、課題でございます。

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