おうちで「いけ花」にちょうせん!(第9回)
花には、心を和ませ、ストレスを減らす効果があるといわれています。おうちで楽しく花を生けてみませんか?
熱田区花道連盟の方にご協力いただき、手に入りやすい材料を使って、お子さんでも楽しめる「いけ花」を教えてもらいました。
材料の準備
花材(かざい)は、スーパーなどで売っている花でじゅうぶんです。
花器(かき)は、おうちにある食器(小皿・マグカップなど)や空き瓶、100円ショップの雑貨(水が漏れない物)など身近にある物を使いましょう。
今回使ったもの

- ユキヤナギ
- チューリップ
- ナノハナ
- 剣山
- 花器(おうちにあった物)
さっそく始めましょう


今回は、剣山を使います。金属製の剣山は、底板が重くできているので丈の長い花を支えることができます。また、剣山を複数個使うと、花器いっぱいに花を生けることができますよ。
剣山をセットしたら、水を入れます。針山がかぶるくらいまで水を入れましょう。
ステップ1.枠組みをつくります


ユキヤナギの枝元を斜めにカットします。枝などの硬い花は斜めに、柔らかい花は水平にカットすると剣山に挿しやすくなります。
生けるときは、上から下にしっかりと挿して花を立てましょう。斜めに生けたいときは、垂直にしっかりと挿してから傾けたい方向へ倒します。大きな花を先に配置するとバランスがとりやすいですよ。
ステップ2.足元を整えます



ナノハナを花がついている部分と葉だけの部分に切り分けます。
初めに葉だけの部分を使って、花器や剣山が隠れるように生けていきます。次に、花がついている部分を生けてユキヤナギの枝元を隠していきます。茎を放射状に組むと花に広がりがでます。
ステップ3.仕上げをします


赤色のチューリップを生けると、春の暖かさや愛らしさが増します。チューリップにかかるユキヤナギの枝はカットして調整しましょう。
横に長い作品を作るときは、花に高低差をつけて生けると、自然の景色に近くなります♪
花を長持ちさせるポイント
- 花を生ける前に水切りをします。
- 花の延命剤を使うこともおすすめです。100円ショップにもあります。花屋さんで花を買うとサービスでつけてくれることもあります。
- 花を飾る場所は、直射日光が当たらない涼しい場所でエアコンの風などが直接当たらないようにして下さい。

【水切りとは】
ボウルやバケツに水を入れ、水中で茎の根元2、3センチのところを斜めにカットします。
今回の花を生けた方の紹介
熱田区花道連盟 竹内 美奈甫(たけうち みなほ)さん
【竹内さんのコメント】
春の陽ざしを浴び、草花のいきいきした姿を生けてみました。ナノハナは、水をあげると伸びます。ユキヤナギとナノハナの動きのからみをお楽しみください。
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