おうちで「いけ花」にちょうせん!(第6回)
花には、心を和ませ、ストレスを減らす効果があるといわれています。おうちで楽しく花を生けてみませんか?
熱田区花道連盟の方にご協力いただき、手に入りやすい材料を使って、お子さんでも楽しめる「いけ花」を教えてもらいました。
材料の準備
花材(かざい)は、スーパーなどで売っている花でじゅうぶんです。
花器(かき)は、おうちにある食器(小皿・マグカップなど)や空き瓶、100円ショップの雑貨(水が漏れない物)など身近にある物を使いましょう。
今回使ったもの

- ヒペリカムの実
- ヒポエステス
- オンシジューム
- ディスキディアの葉
- アジアンタム
- ガラスの器(100円ショップで購入)
さっそく始めましょう



今回は、ガラスの器を3段に重ねて花を生けます。1段のままでも、2段重ねでもかわいく飾れますよ。
まずは、どの段の器に何を生けるかイメージしましょう。イメージができたら1段目を生けます。
器に少量の水を入れてからディスキディアの葉を生け、位置を調整してから器いっぱいに水を注ぎます。つるがある花や茎が細長い花は、つるや茎を器のサイズより少し長めにカットして生けると、水を入れたときにずれにくくなります。
ステップ1.メインになる花を生けます



2段目には、オンシジュームとヒペリカムの実を生けます。花や実がすべて浮いてこないように、茎を上手に使って縦横に生けましょう。
角度によって、レンズで見たように花や実が大きく見えますね。
ステップ2.白色を添えます


3段目には、ヒポエステスとアジアンタムを生けます。
ヒポエステスの白い葉を生けることで、メインの花がより綺麗に見えます。
ステップ3.仕上げをします


葉が重なりすぎているところや空間が空きすぎているところを調整します。ヒペリカムの実を少し足したら、色のバランスが良くなりました。
1段ずつ器を重ねながら生けていくと、イメージどおりの位置に配置しやすくなりますよ。
花を長持ちさせるポイント
- 花を生ける前に水切りをします。
- 花の延命剤を使うこともおすすめです。100円ショップにもあります。花屋さんで花を買うとサービスでつけてくれることもあります。
- 花を飾る場所は、直射日光が当たらない涼しい場所でエアコンの風などが直接当たらないようにして下さい。

【水切りとは】
ボウルやバケツに水を入れ、水中で茎の根元2、3センチのところを斜めにカットします。
今回の花を生けた方の紹介
熱田区花道連盟 秋田 順甫(あきた まさほ)さん
【秋田さんのコメント】
クリスマスカラーのかわいいお花で水中花を生けました。前後左右、上からも見ることができるので、テーブルに飾って楽しめます。お気に入りの花や季節の花の「花・葉・実」を使って生けてみてください。
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