おうちで「いけ花」にちょうせん!(第8回)
花には、心を和ませ、ストレスを減らす効果があるといわれています。おうちで楽しく花を生けてみませんか?
熱田区花道連盟の方にご協力いただき、手に入りやすい材料を使って、お子さんでも楽しめる「いけ花」を教えてもらいました。
材料の準備
花材(かざい)は、スーパーなどで売っている花でじゅうぶんです。
花器(かき)は、おうちにある食器(小皿・マグカップなど)や空き瓶、100円ショップの雑貨(水が漏れない物)など身近にある物を使いましょう。
今回使ったもの

- チューリップ
- スイートピー
- ハクモクレン
- カスミソウ
- レザーファン
- 給水スポンジ(オアシス)
- 花器(おうちにあった物)
さっそく始めましょう


花器にあわせて給水スポンジ(オアシス)をカットしたら、水をたっぷり吸わせましょう。1時間ぐらい水につけておけば十分です。
ハクモクレンを花器の大きさにあわせてカットします。小さめの花器でも、重みがあるものであれば倒れにくいです。
枝ものは水切り不要ですが、十字に切れ込みを入れておくと水の吸い上げがよくなります。
ステップ1.メインになる花を生けます


チューリップは、花も葉も存在感があって少ない本数で素敵に生けることができます。切り花になってからも伸びるので、バランスが崩れてきたら少しずつカットして調整してください。花の色が完全に出ていないものを使うと長い間楽しむことができますよ。
生けるときは、根元に近いところの葉をとりのぞきましょう。
ステップ2.足元を整えます


はっきりした緑色のレザーファンで足元をひきしめます。レザーファンは左右対称の葉の形が美しく、フラワーアレンジメントにもよく使われます。
次に、春をイメージし、いろどりを考えて薄い紫色のスイートピーを生けます。薄い色の花を使うと華やかさと春らしさが増しますね。
ステップ3.仕上げをします



最後にカスミソウを生けて全体のバランスを整えます。
敷物をしいたり、同じものを2つ作って並べたり、あなたがイメージする春を楽しんでください。
花を長持ちさせるポイント
- 花を生ける前に水切りをします。
- 花の延命剤を使うこともおすすめです。100円ショップにもあります。花屋さんで花を買うとサービスでつけてくれることもあります。
- 花を飾る場所は、直射日光が当たらない涼しい場所でエアコンの風などが直接当たらないようにして下さい。

【水切りとは】
ボウルやバケツに水を入れ、水中で茎の根元2、3センチのところを斜めにカットします。
今回の花を生けた方の紹介
熱田区花道連盟 岡村 照甫(おかむら てるほ)さん
【岡村さんのコメント】
立春を過ぎると草萌ゆる春の訪れを感じます。冬から春にかけて楽しめる花を生けて、花に元気をいただきながらお部屋で一緒に春を待つのもいいですね。
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