おうちで「いけ花」にちょうせん!(第3回)
花には、心を和ませ、ストレスを減らす効果があるといわれています。おうちで楽しく花を生けてみませんか?
熱田区花道連盟の方にご協力いただき、手に入りやすい材料を使って、お子さんでも楽しめる「いけ花」を教えてもらいました。
材料の準備
花材(かざい)は、スーパーなどで売っている花でじゅうぶんです。
花器(かき)は、おうちにある食器(小皿・マグカップなど)や空き瓶、100円ショップの雑貨(水が漏れない物)など身近にある物を使いましょう。
今回使ったもの

- ノシメランの葉
- オクラレルカの葉
- トルコキキョウ
- ヒマワリ
- 植木鉢カバー
- 給水スポンジ(オアシス)
さっそく始めましょう

給水スポンジ(オアシス)を植木鉢カバーの大きさにカットしてセットします。
今回は、花を前後に生けるため、給水スポンジ(オアシス)の長さが短い方を正面にして置きます。
そして、水をたっぷり入れましょう。
ステップ1.メインになる花を生けます


ヒマワリの葉は、とても弱く悪くなりやすいので、花に近い葉っぱを少しだけ残してあとはカットします。
正面からヒマワリの顔が見えるように、前後左右にずらしながら生けます。
ステップ2.奥行きをつけながら生けます


オクラレルカの葉を生けやすいように、定規など平たい物を使って、給水スポンジ(オアシス)に細長い挿し口を作ります。こうすることで、葉の根本が折れてしまうのを防ぎます。挿し口が大きくなりすぎないように注意しましょう。
オクラレルカの葉は、根本を束ねて生けるときれいにできますよ。生けた後に葉っぱをずらして調整しましょう。

次にトルコキキョウを生けます。メインの花よりも小さい花を足元の前方に入れることで、奥行きをつけることができます。
ステップ3.仕上げをします


ノシメランの葉を生けて足元をまとめます。爪楊枝など芯になる物で茎を固定すると、給水スポンジ(オアシス)にしっかりと生けることができ、倒れにくくなります。
完成です!横から見ると、奥行きをつけるために前後に高低差をつけながら生けていることがよくわかりますね。
花を長持ちさせるポイント
- 花を生ける前に水切りをします。
- 夏は高温多湿で、どうしても花が悪くなりやすいので、花の延命剤を使うこともおすすめです。100円ショップにもあります。花屋さんで花を買うとサービスでつけてくれることもあります。
- 花を飾る場所は、直射日光が当たらない涼しい場所でエアコンの風などが直接当たらないようにして下さい。

【水切りとは】
ボウルやバケツに水を入れ、水中で茎の根元2、3センチのところを斜めにカットします。
今回の花を生けた方の紹介
熱田区花道連盟 秋元 洋翠(あきもと ようすい)さん
【秋元さんのコメント】
明るいヒマワリを中心に、オクラレルカの葉で動線を表現し、線と面をいかして生けました。
涼しさを呼ぶために、足元にノシメランの葉を添えました。おうちの中でも季節の変わり目を感じることができますね。
このページに関するお問い合わせ
熱田区役所 区政部 地域力推進課 生涯学習担当
電話番号:052-683-9425 ファクス番号:052-683-9494
Eメール:a6839425@atsuta.city.nagoya.lg.jp
熱田区役所 区政部 地域力推進課 生涯学習担当へのお問い合わせ