おうちで「いけ花」にちょうせん!(第7回)
花には、心を和ませ、ストレスを減らす効果があるといわれています。おうちで楽しく花を生けてみませんか?
熱田区花道連盟の方にご協力いただき、手に入りやすい材料を使って、お子さんでも楽しめる「いけ花」を教えてもらいました。
材料の準備
花材(かざい)は、スーパーなどで売っている花でじゅうぶんです。
花器(かき)は、おうちにある食器(小皿・マグカップなど)や空き瓶、100円ショップの雑貨(水が漏れない物)など身近にある物を使いましょう。
今回使ったもの

- ハイブリッドスターチス
- スイートピー
- オンシジューム
- デンファレ
- キャンドルホルダー(100円ショップで購入)
- アルミカップ
- アクリルアイス(100円ショップで購入)
さっそく始めましょう


今回使用したキャンドルホルダーには、直接水を入れることができないため、アルミカップをキャンドルホルダーの形にそって入れます。アルミカップは2枚重ねて入れると水がこぼれにくくなります。
花を固定するためにアクリルアイスを使うと、器の中が見えても美しく生けることができます♪
器の準備ができたら、水を入れましょう。
ステップ1.枠組みをつくります


小さな花がたくさん咲く可憐なハイブリッドスターチスで作品の枠組みを作っていきます。正面ばかりではなく、横から生けたり、生ける角度を変えると立体的に見えます。また、左右を非対称に生けた方が、個性あふれる作品になりますよ。
ステップ2.メインになる花を生けます


ふわっとした淡いピンクのスイートピーを全体の真ん中あたりから下の方に生け、コチョウランに似ている濃いピンクのデンファレを上の方へ生けます。
同じ花どうしで、三角形に見えるように生けましょう。三角形を作るときは、花の長さを変えたり、前後に生けたりして、どの辺の長さも等しくない三角形にすると、自然に咲いている草木のように生き生きとして見えます。
ステップ3.仕上げをします

黄色のオンシジュームを間に生けていくと、華やかさがアップします。最後に、ハイブリッドスターチスで全体のバランスを整えましょう。見る位置で姿が違う花を楽しんでください。
花を長持ちさせるポイント
- 花を生ける前に水切りをします。
- 花の延命剤を使うこともおすすめです。100円ショップにもあります。花屋さんで花を買うとサービスでつけてくれることもあります。
- 花を飾る場所は、直射日光が当たらない涼しい場所でエアコンの風などが直接当たらないようにして下さい。

【水切りとは】
ボウルやバケツに水を入れ、水中で茎の根元2、3センチのところを斜めにカットします。
今回の花を生けた方の紹介
熱田区花道連盟 秋田 祐甫(あきた さちほ)さん
【秋田さんのコメント】
初春の日差しを浴びて咲く花をイメージして、明るく軽やかな感じに仕上げました。
手軽な材料で作品のイメージにあった器を作り、ワクワクしながら生けることができました。今回は、器を3個重ねて高さを出しましたが、1個または2個の方が安定して生けられますよ。花の魅力を引き立てる器を選んだり、工夫をすると、花を生けることが楽しくなります。
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