中部人形節句品(名古屋節句飾)

17世紀前半(寛永期)に京都御所や幕府大奥で始まったひな祭りは、全国の庶民層まで広がっていきました。天明2年(1782)に刊行された「名府年中行事」には、城下に雛市や甲菖蒲刀(かぶとあやめがたな)の市が立ち、賑わったとの記載があります。
19世紀には、名古屋の人形や幟旗(のぼりばた)類は技術的にも高度に発達し、独自の発展を遂げました。
名古屋地域は多岐にわたる技術者を有していて、雛人形をはじめとする節句人形、ぼんぼりやこいのぼりなど、全国各地のニーズに合った製品を製作しています。
【中部人形節句品のうち、「人形」「幟旗類」「雪洞」は令和3年1月15日に伝統的工芸品「名古屋節句飾」として国指定】


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