自治会・町内会「地域で活動するみなさんに聞きました!」vol.10 自由ヶ丘学区 谷村茂さん
地域活動を始めた理由やきっかけは何ですか

地域活動を始めた明確な動機が最初からあったわけではありません。地域活動をはじめた当初は、建築家協会での全国組織の役員活動や仕事に長く携わるなかで、地域の活動まで手が回らなかったのが正直なところです。
そんな中、区政協力委員やPTA会長などを「順番」「指名」というかたちで任される機会が重なり、その都度「他にやる人がいないなら」と引き受けてきました。特に自由ヶ丘区政協力委員会では前委員長が急逝し、ほとんど引き継ぎのない状態で委員長を務めることになったことが大きな転機でした。
振り返ると、自分から積極的に地域に飛び込んだというより、声をかけられ、仕事がある中でできる範囲から関わり始めたのが、地域活動の入り口だったように思います。
これまでに力を入れて取り組まれたことや活動を通してよかったと思えたことなどがあれば教えてください

これまで特に力を入れてきたのは、自由ヶ丘会館をはじめとした「場」をどう活かすか、という点です。
会館を拠点に音楽や映画上映会、フリーマーケットなど、人が自然と集まれる企画をつくることで、少しずつ関係が生まれてきました。また、町内会の維持が難しくなった地区で若い世代、とくに女性に声をかけ、少人数でも続けられる形を一緒に模索したことは印象に残っています。
すべてがうまくいくわけではありませんが、「面白そうだからやってみる」「できなくなったらやめる」という柔軟さの中で、地域に新しい動きが生まれた瞬間に立ち会えたことは、この活動をやってきてよかったと感じる点です。
地域活動の魅力って何ですか
地域活動の一番の魅力は、人が集まれる「場」や「きっかけ」をつくれることだと思います。
固定的で閉じた集まりではなく、音楽や映画、イベントなどを通じて、立場や世代を越えて人がゆるやかにつながる。そのプロセス自体がとても面白い。
建築の仕事と同じで、一人ではできないことを何人かで話し合い、役割を分担しながら形にしていく。大きな成果を出すことよりも、「集まってみる」「やってみる」ことが積み重なり、地域に小さな変化が生まれていく。その過程を楽しめることが、何よりの魅力だと感じています。
地域活動への参加を迷っている方へ一言お願いします

もし迷っているなら、あまり深く考えずに「一度だけ参加してみたら?」と伝えたいです。
最初から大きな役割を担う必要も、長く続ける覚悟もいりません。ちょっと顔を出してみて、雰囲気が合えば続ければいいし、合わなければやめればいい。それくらいの軽さでいいと思います。
地域活動は義務ではなく、暮らしを少し面白くする選択肢のひとつです。隣に座った人と一言話すだけでも、次につながることがあります。入り口は狭く見えても、中に入ると意外と自由です。
迷っている時間があるなら、まずは一歩、気軽に踏み出してみてほしいですね。
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