カ・ハエ類
[学名] Diptera
[分類] 双翅目(ハエ目)
一般にカ、ブユ、アブ、ハエなどと呼ばれる昆虫で、非常に多くの種類がある。
成虫の後翅は、退化して平均棍となっている。見かけ上、翅は2枚しか認められないので、外形がよく似たハチなどと区別する際の特徴となる。
幼虫はウジ状であるが、形態は変化に富んでいる。食性も肉食性、植食性、雑食性など多彩で、寄生をしたり、植物に虫こぶを作るものなどもある。
人の生活とかかわりの深い種類も多く、その被害も衛生、畜産、農業、不快など多方面におよぶ。特に、吸血性のカ類などによる感染症の病原微生物の媒介は、マラリア、黄熱、デング熱、フィラリアなど、今でも熱帯地域を中心に衛生上大きな問題である。
それぞれの種類の解説













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