ヒラタムシ類、ホソヒラタムシ類、コメツキモドキ類

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ページID1015361  更新日 2025年10月17日

トルコカクムネチビヒラタムシ(ヒラタムシ類)

[学名] Cryptolestes turcisus (Grouvelle)
[分類] 鞘翅目(コウチュウ目),ヒラタムシ科

写真:トルコカクムネチビヒラタムシ

体長約2mm。全体光沢のある褐色。成虫の体は扁平。

貯穀類の害虫で、全世界に分布する。
とりわけ穀粉によく発生する。

ホソヒラタムシ類

[学名] Silvanidae
[分類] 鞘翅目(コウチュウ目),ホソヒラタムシ科

ヒラタムシ科に似ている。野外では枯死木の樹皮下などで見つかるが、屋内に生息する種も多く、これらの種は穀粉やその製品などを食害するものが多い。

ノコギリヒラタムシ

[学名] Oryzaephilus surinamensis (Linnaeus)
[分類] 鞘翅目(コウチュウ目),ホソヒラタムシ科

写真:ノコギリヒラタムシ

体長2-3mm。黒褐色。
前胸背板に3本の隆起線があり、両側にのこぎり状の鋸歯を有する。

穀粉やその加工品である菓子類、干しブドウなどの干果に発生する。

カドコブホソヒラタムシ

[学名] Ahasverus advena (Waltl)
[分類] 鞘翅目(コウチュウ目),ホソヒラタムシ科

写真:カドコブホソヒラタムシ

体長1.5-2.5mm。褐色。
上翅は単色の微毛でおおわれる。

菓子などの食品類から見つかるが、どちらかといえばカビが生じたものに多い。

フタトゲホソヒラタムシ類

[学名] Silvanus
[分類] 鞘翅目(コウチュウ目),ホソヒラタムシ科

写真:フタトゲホソヒラタムシ類の一種

フタトゲホソヒラタムシ、ヒメフタトゲホソヒラタムシなど。
体長2-3mm程度。茶褐色-黒褐色。
前胸背の前角に1対の鋭い突起がある。

家屋内や穀類貯蔵所で発見されることがある。
食菌性と考えられており、カビなどが発生源となっている可能性がある。

ヒラナガムクゲキスイ(コメツキモドキ類)

[学名] Cryptophilus obliteratus Reitter
[分類] 鞘翅目(コウチュウ目),コメツキモドキ科

写真:ヒラナガムクゲキスイ

体長2.4-3.0mm。黄褐色-茶褐色。

本来は屋外に生息する種であるが、家屋内、家畜の飼料(干草)、製粉工場でも発見されている。
家屋内で発見される場合、カビなどの生えたところで発生している可能性がある。

このページに関するお問い合わせ

健康福祉局 衛生研究所 生活環境部
電話番号:052-737-3711 ファクス番号:052-736-1102
Eメール:a7373711-05@kenkofukushi.city.nagoya.lg.jp
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