史跡 中社古墳(なかやしろこふん)
概要
- 墳丘 前方後円墳(墳長63.5m)
- 葺石 あり(円礫)
- 出土遺物 円筒埴輪・朝顔形埴輪・楕円筒埴輪・家形埴輪・盾形埴輪
- 築造時期 4世紀中頃
後円部北側に、東谷山山頂からのびる尾根を切断した掘割がめぐっています。東谷山麓から運んできた円礫を用いた葺石の上には石英が撒かれ、後円部頂部には石英が敷かれていたと推定されます。後円部の北側では、4条の突帯がめぐり、各段に3個ずつ三角形の透孔があけられた円筒埴輪が極めて良好な状態で残存していました。中社古墳の埴輪は、同時期の大王墓が営まれた大和盆地東南部からの影響が色濃く、東海地方では最古段階のものです。
所在地
名古屋市守山区大字上志段味字東谷
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