史跡 南社古墳(みなみやしろこふん)
概要
- 墳丘 円墳(径約30m)
- 葺石 あり(円礫・角礫)
- 出土遺物 円筒埴輪・朝顔形埴輪・盾形埴輪
- 築造時期 4世紀中頃
墳丘は2段築成で、葺石の石材を、上段斜面は円礫、下段斜面は角礫と使い分けています。円礫は東谷山麓の段丘から、角礫は東谷山上で採取されたもので、山の下から古墳を見上げた時に目立つ上段斜面の葺石に、わざわざ山麓から運んだ石が使われていることは注目されます。円筒埴輪は中社古墳のものと形態・製作技法が共通するだけではなく、科学分析により使われている土の元素組成も類似することが判明しており、両古墳の埴輪は一体的に生産されたと考えられます。
所在地
名古屋市守山区大字上志段味字東谷
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