感染症死亡数・結核罹患率（NAGOYAライフ）

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　名古屋市の令和2年の感染症による死亡数は228人で、21大都市の中で5番目に多くなっています。死因となった感染症の種類別でみると、新型コロナウイルス感染症による死亡数が103人と最も多く、結核による死亡数が56人で2番目に多くなっており、上位2つで全体の約3分の2を占めています。

　また、インフルエンザ（注1）による死亡数が2年は10人となっており、昨年の58人から大きく減少しています。

（注1）インフルエンザは、鳥インフルエンザ、侵襲性インフルエンザ菌感染症及び新型インフルエンザ等感染症を除いたものである。

　名古屋市の2年の結核罹患率（注2）は、減少傾向ではあるものの、全国値の10.1より高い16.2となっており、21大都市の中でも3番目に高くなっています。

　また、世界保健機関（WHO）では、結核罹患率が10以下を低まん延国としており、主な先進国が低まん延国であるのに対して日本は中まん延国となっています。

（注2）結核罹患率は、その年の新規登録患者数の人口10万人当たりの割合である。

• 厚生労働省「人口動態調査」(外部リンク)
• 公益財団法人 結核予防会 結核研究所 疫学情報センター　結核の統計「結核年報」(外部リンク)
• World Health Organization（世界保健機関）「WHO TB burden estimates」(外部リンク)

• 名古屋市総務局統計課「17.衛生・公害・環境事業（名古屋市統計年鑑）」
  月別、死因別死亡数
  年齢階級別、死因別死亡数
  感染症及び食中毒の患者数・死亡者数