塩付街道(しおつけかいどう)
星崎7ヵ村といわれた山崎・戸部・笠寺・本地・南野・荒井・牛毛の各村の塩浜(ほぼ現在のJR東海道本線沿い)では、塩の生産が盛んで「前浜塩(星崎の浜の塩)」としてよく知られていました。慶長13年(1608年)頃、約100ヘクタールの塩浜がありましたが、江戸後期には新田開発や瀬戸内海の塩におされ、戸部・笠寺・本地の3ヵ村で17ヘクタールに減少しました。各村の塩浜で生産された塩は一度、村の塩倉に集められ、富部神社あたりから桜(東宝寺西から鳥栖神明社西)、新屋敷、中根を経て遠く信州塩尻まで、馬の背に乗せられて送られました。この道を塩付街道といいます。
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