令和8年6月3日 市長定例記者会見

Xでポスト
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページID1050532  更新日 2026年6月29日

報告事項

  • なごやウェルカムサポーターについて
  • 分別マナーアップ推進月間について
  • 中川運河における新たなにぎわい施設NAKAGAWA CANAL DOORの開業とクルーズ「ささしま周遊便」の運航開始について

会見動画

(注)音声が乱れている箇所があります。

報告内容

なごやウェルカムサポーターについて

本日は、まず、アジア、アジアパラ競技大会時に活動する本市独自のボランティアである、名古屋ウェルカムサポーターについてご報告をいたします。

名古屋ウェルカムサポーターは、アジア、アジアパラ大会を契機に、名古屋を訪れる選手や観客の皆様へ、名古屋のおもてなしをお届けする本市独自のボランティアです。

このたび、サポーターの皆様が活動中に着用するユニフォームが完成いたしました。私も着用しております。まず、こちらをご紹介させていただきたいと思います。サポーターであるということが一目で分かり、そして、統一感を持って活動をいただけるように、そちらがポロシャツ、そして私がウインドブレーカーということでございます。こちらも作成をいたしました。

前面、そしてこの背面。それぞれ施しているプリントデザインは、名古屋生まれのイラストレーター、オオシカケンイチさんに、名古屋のおもてなしをテーマに手掛けていただいたというものでございます。これはなかなかかわいい、名古屋城と、テレビ塔、コアラとゴリラ、これはシャチですね。それで全体であそこにオアシス21が入っていますし、(当局担当者へ)これは何か分かりますか。

(当局)

科学館の一部です。

(市長)

科学館。

(当局)

科学館、この球体のセットで科学館。

(市長)

あとこれはプラネタリウムです。ここは科学館ということで、全体でいうとシャチということでございます。はい。この名古屋らしさと訪れる方への歓迎の気持ちを表したユニフォームとなっております。

サポーターの皆様方には、このユニフォームを着て、名古屋を訪れる方々を温かくお迎えをいただきたいと思います。

また、名古屋ウェルカムサポーターにつきましては、5月29日まで募集を行っておりましたが、大変ありがたいことに、3,000人近くの方からご応募いただきました。当初は、約600人程度での活動を予定していたところでございますが、より多くの方に、この本事業に関わっていただけるよう、採用者数を倍の1,200人まで拡大することといたしました。近日中に抽選を行い、ご応募いただいた皆様に、採用に関するお知らせを送付いたします。今後の予定といたしましては、6月下旬から7月にかけて研修を実施し、その後、具体的な役割や活動場所、日程を決定してまいります。

8月の聖火リレーでのおもてなしから始まり、市内各所で名古屋を訪れる皆様を温かくお迎えして、大会をしっかりと盛り上げてまいりますので、ぜひ、名古屋ウェルカムサポーターの活躍にご注目いただければと思います。

分別マナーアップ推進月間について

次に、資源やごみの分別マナーアップ推進月間についてご報告をいたします。

6月は分別マナーアップ推進月間です。資源やごみを排出いただく際には、適切な分別排出をお願いいたします。昨年3月から4月にかけて、ごみの中に水銀使用製品などが混入したことにより、焼却施設である富田工場が、1か月ほど稼働停止いたしました。水銀血圧計1台が混入してしまうだけでも、焼却施設が稼働停止をしてしまいます。

水銀血圧計やこの水銀体温計など、水銀が含まれている製品などを排出する際には、ご家庭からであれば、各区の環境事業所へ持ち込みをお願いいたします。事業所等の場合は、産業廃棄物として許可業者へ収集を依頼してください。

また、資源の中にリチウムイオン電池等が混入すると、収集車や処理施設などでの火災につながります。先日も、北名古屋工場の不燃ゴミピット内で発煙があったところでございます。

こういう、最近、バッテリーはいろんなところで使われておりますので、ご注意いただければと思います。発煙の原因になりますこのリチウムイオンでございますけど、こういうバイモバイルバッテリーや電池類は、プラスチック資源の横に無色透明の袋に入れて、排出をお願いいたします。

他の資源やごみに混入なさらないように、ご協力をお願いいたします。

まあ、よくこの電池なんかは、あの不燃だろうと思って、不燃にポンとやられる方もいらっしゃるように聞いておりますけど、これはこのようにプラスチック資源の横に無色透明の袋等に入れてください。まあよくスーパーで魚とかを入れるやつに入れている方も結構多いかなと思います。ちなみにハンディファンという、こういうやつですね、まあ、皆さんもお持ちの方多いかと思いますけど、このモバイルバッテリー、こういうのが発火の原因になりますので、適切に処分をしていただきたいと思います。ハンディファン、これからの季節、活躍すると思いますけれども、ご家庭でお使いの場合はですね、これは小型家電として総合スーパー、そして区役所、また環境事業所などに設置しております回収ボックス、小型家電回収ボックスというのがありますので、ここに排出してください。事業所等の場合は、許可業者へ収集を依頼してください。正しい分別区分を確認して排出をするようにお願いをいたします。

その他ですけど、特に可燃ゴミの中に本来、資源化されるべきものの混入がよくあります。プラスチックのみでできている製品は、プラスチック資源の分類になります。また、メモ使用紙などの雑紙については、紙製容器包装、雑紙の分類になります。これらは資源化ができますが、可燃ごみで排出される方が多くいらっしゃいますので、ご注意をお願いいたします。今回の分別マナーアップ推進月間を機に、資源やごみの分別について、改めてご確認いただければと思います。

分別方法についてご不明な点がありましたら、資源ごみ分別アプリさんあ~るをご活用ください。

中川運河における新たなにぎわい施設NAKAGAWA CANAL DOORの 開業とクルーズ「ささしま周遊便」の運航開始について

続きまして、中川運河における新たなにぎわい施設ナカガワキャナルドアーズの開業と、クルーズ、名古屋ささしま周遊便の運航開始についてご報告をいたします。

こちらですね。中川運河は中川運河再生計画に基づき、潤いや憩い、にぎわいをもたらす運河への再生を目指し、様々な取り組みを推進しているところでございます。そして、この運河再生の目玉として、新たなにぎわい施設ナカガワキャナルドアーズが、6月18日木曜日に開業いたします。

このナカガワキャナルドアーズは、水辺と暮らすをコンセプトとしたホテル、レストラン、スポーツ施設等が一体となった複合施設で、中川運河に新たな魅力ある水辺空間が誕生いたします。開業当日には、オープニングセレモニーがございまして、私も出席をさせていただきます。また、開業を記念して、キャンドルナイトイベントや名古屋観光特使のサックス侍とぴよりんのコラボライブなど、様々なイベントが実施されますので、ぜひ、この機会に、中川運河に足をお運びいただければと思います。

そして、こちら、この施設の開業に合わせまして、中川運河や名古屋港を運航するクルーズ名古屋にささしま周遊便がスタートいたします。ささしまライブ乗船場から、名古屋の指定有形文化財でもあります松重閘門を通り、長良橋で折り返して戻ってくる、中川運河のにぎわいゾーンを30分でめぐる特別な周遊便となっております。6月18、20、21の3日間は、特別運航ダイヤにて増便して運航いたします。運賃につきましては、通常大人1,500円、子供750円でございますが、このオープニングの6月、18、20、21の3日間については、オープニング特別価格といたしまして、大人1,000円、子供500円にて乗船をいただけます。私も先ほど申し上げました6月18日のオープニングセレモニー後に、この周遊便に乗船をさせていただく予定でございます。船上から、中川運河の歴史を感じられる景色を眺めながら、ゆったりとした特別な時間を楽しめることを期待しております。

ぜひ、多くの皆様方にナカガワキャナルドアーズを訪れていただき、名古屋都心に生まれた新たな水辺空間やクルーズ名古屋をお楽しみいただければと思います。

私からの報告は、以上でございます。

質疑応答

なごやウェルカムサポーターについて

(記者)

ウェルカムサポーターの件ですけど、

(市長)

はい。

(記者)

ユニフォームだとか、ポロシャツは貸与という形になっているのですか。

(市長)

では、ちょっと局から。

(当局)

総務局アジア・アジアパラ競技大会推進課担当課長でございます。ユニフォームのポロシャツにつきましては、活動していただいた方への貸与ではなくて、記念品としてお渡しをするものでございます。

(記者)

ありがとうございます。

記念品として渡すのは、この衣服だけという感じでしょうか。

(当局)

記念品としては、その2点をお渡しするということになっておりますけれども、あと観戦チケットをお渡しするというところも、活動の特典としてご用意しているところです。

(市長)

この体験ね、体験も記念品ということで、はい。

(記者)

この活動内容のところで、質問ですが、大会期間中の開閉会式の運営サポートというのは、あまり大会そのものに関わっても大変かなと思うんですけど、どういう感じになるのか教えてください。

(当局)

失礼いたします。開閉会式につきましては、ウェルカムサポーター自体は、どちらかというと大会のボランティアとは別のボランティアとして予定していたところでございますけれども、あまり離れすぎてしまうと、大会を間近で感じることができないというところもありまして、あと大会の組織委員会側からも、開閉会式でお手伝いいただきたいというお話をいただいておりましたので、そこを少し調整しまして、活動場所として追加したというところになっております。

また、具体的な中身としては、まだこれから詰めていくところもありますけれども、会場内での、選手の方へのおもてなしですとか、会場外での来場者への対応とか、そういったところを予定しております。

(記者)

ありがとうございます。今かなり3,000人近くの応募をいただいたということですけれども、抽選でその中から1,200人まで絞るということでよかったですかね。

(当局)

3,000人近く応募をいただいておりますので、その中から、1,200人まで抽選させていただくことを予定しております。

(記者)

特に面談とかそういうものではなく、完全にくじ引きのような形で、

(当局)

面談とかは予定しておりませんので、あくまで抽選で予定しております。

(記者)

ありがとうございます。

(幹事社)

ほかに、各社さんございますか。

(記者)

今のウェルカムサポーターの関連で、3,000人近く応募した、すごいありがたいことになってとさっきもおっしゃっていましたけれども、その受け止めをまず教えてください。

(市長)

やはり、こういうところに機運が現れてくるかなと思っておりますので、こうやって多くの方に応募いただくということがいよいよ機運が高まってきたなということで本当、これはうれしいことだと思います。

(記者)

残念ながら単純計算だと1,800人ぐらいの方は、

(市長)

まあそうですね。

(記者)

このボランティアはできないことなんですけど、その人たちがボランティアをやってみようかなみたいに思った気持ちを、大会レガシーみたいな感じでこう生かしていくみたいなお考えがあれば。

(市長)

そうですね。まずは、残念ながら、外れてしまった方には、それにかかわらず、ぜひこの大会についてまずはいろいろな競技を見ていただきたいと思いますし、また個人的にもSNS等をご活用いただいて、発信をいただくとか、ぜひご自身でできる範囲で、この機運醸成にご協力をいただければ、というふうに願っております。

(記者)

ありがとうございます。

(市長)

まあ、これもこれ以上こういうのが新たに出るという可能性はまあないですかね。

(当局)

そうですね。

(記者)

ありがとうございます。

(記者)

ボランティアに関連してですが、当初確か募集の時は、留学生もその地域の選手とかを案内してもらえればというお話がありましたけれども、現時点での応募段階でどれくらいの留学生の割合がおありでしょうか。

(市長)

これ何かありますか。

(記者)

外国籍の方でも結構です。留学生が難しければ。

(当局)

 留学生の方について、外国籍の方ということで、約100名程度応募いただいております。

(記者)

その上で市長にお伺いできればと思うんですが、まあ、もちろんその留学生の方とか外国籍の方も含めて、どのような活動、そのボランティアの方には期待したい、というのはございますでしょうか。

(市長)

はい、やっぱりウェルカムですので、おもてなしの気持ちを持っていただいて、はるばるこの名古屋の地に来られた選手等にですね、温かく、名古屋の魅力を知っていただくこともさることながら、名古屋に来たら温かいなあというおもてなしをしていただければ、ありがたいですと、好印象を持っていただけるようにということですね。

ラリージャパンについて

(記者)

ありがとうございます。

先週行われましたWRCに関してなんですが、これまで豊田市などで行われていましたけれども、今回初めて名古屋市でということで、実際に市長も豊田会長の車に乗られたというのも拝見しましたけれども、改めて今回、名古屋市で開催した感想といいますか、もちろん、観光客の方もいらっしゃったらと思いますし、そのあたりも含めて、感想と、あと今後の名古屋市としての関わり方に関してお伺いできればと思います。

(市長)

はい、今回のこのフォーラムエイト・ラリージャパン2026に関しましては、名古屋市は今回、初めて参画をさせていただきまして、この開幕を告げるオープニングセレモニーというものを名古屋城エリアの愛知県体育館の隣で行わせていただいたというところでございます。大変に多くの方に来ていただきまして、このラリーの存在というのが、かなり告知できたのではないのかなと感じています。

やはり、ラリーというのも、今までもずっと愛知県内で行われてきたんですが、やはりこの好きな方は見に行かれるけど、なかなか見られるチャンスがないという方も多かったところですけど、やはりこの230万都市のこの名古屋のしかもまた都心部で、実際の車であるとか、あとは、レーサーの方を間近に見られるというと、やはりこの迫力が違いますので、そういった点で大変効果があったんではないのかなと。

あと、デモ走行も名古屋城の北側で行いましたけど、やはり実際にエンジン音が響いたり、私もモリゾウさんこと豊田章男会長の横に乗せていただきましたけど、そのすごい走りを私も実感いたしました。何人かは来ていただいた方も乗車されましたけれども、ああやって体験をすると、やっぱりラリーってすごいんだなというのが実感できるもので、非常に良かったと思っています。

また来年以降も、ぜひ名古屋市としてはこの参画を続けていきたいと考えておりまして、レース(正しくはラリー競技)もやらないかという声はいただくので、これはこれから鋭意検討をしたいと。いろいろと課題は多いので、街中ならではの課題というのもありますので、まあ、そうすぐにというわけにはいかないと思いますけれども、課題を1個ずつクリアしながらですね、なんとか実現できないかということについては、努力していきたいと思います。

(記者)

ありがとうございます。

レース(正しくはラリー競技)もやれないかというお話も、ありましたけれども、これは課題もあるということで、どれぐらいをめどに実現させたいとかはございますか。

(市長)

そうですね、やっぱり周知期間もありますので、あんまりぎりぎりにここでやりますっていうことは多分ないと思いますので、ある程度の期間を置いて、告知ができるように。ただこれはいつまでというのはなかなか、ちょっと難しいところですけど。

(記者)

今の目標で結構ですが、例えば再来年ぐらいからとか、例えば条件が整えば来年からとか。

(市長)

そういうことですか。はい、それは目標は来年です。

(記者)

分かりました。あのコースの問題も様々なタイプあるということですけれども、もちろん、これまでWRCの会場を見ていると、どちらかというと、郊外がメインのような印象を受けますけれども、現時点での候補地などはございますでしょうか。

(市長)

いや、まだそこは複数候補地はいろいろと、まあ、当然、まずやれるところというと、そのいわゆるSSというものができる場所ということだけでも、相当条件が限られますので、まあ、条件にあったところは幾つかあるんですけど、ただそれをこれから絞り込みにかかるというところ。まだちょっと場所を申し上げる段階ではないので、そこはちょっとご容赦いただきたいと思います。

(記者)

ありがとうございます。

あと、かなり多くの方が来ていただいたという話もありましたけれども、この名古屋市への経済効果の規模とか、もしあれば試算していれば教えていただけますか。

(市長)

経済効果ですか。これはありましたっけ。

(当局)

総務局総合調整課の水谷と申します。名古屋市単独での経済効果という試算はちょっとできておりませんで、昨年度でいきますと、130億円程度、ラリージャパン全体でそういった経済効果でございます。

(記者)

ありがとうございます。

国勢調査の結果について

(記者)

お願いします。先日、国勢調査の人口速報集計が発表されましたが、名古屋市は過去最多で約234万人ということで、一方で、1世帯当たりの人員というのが、1.99で過去最少となっていると思います。名古屋市の中でも中区だったり、昭和区だったりとかで、中心のほうは増えているんだけれども、港区だったり、緑区だったり、ちょっと郊外というか、どちらかというと、ファミリー層とかが多いところが人口が減っているかなというのがあるかと思います。

名古屋市として、進学だったり、転勤になったりとかの単身層っていうのが、すごく引きつける力がある一方で、家族だったりとかいうのが、長期的に住むっていうところで、若干課題が見えてきているのかなと思っています。

この点の市長としての受け止めと、今後の対策を教えていただければと思います。

(市長)

名古屋はおかげさまでこの人口が増加したということはですね、まあ、大変心強く思っているところでございます。自然増減で言いますと当然、減、亡くなる方のほうが生まれる方より多いという状況でございますけど、社会増に支えられて、この今の人口増という結果となったというところでございます。

この社会増はですね、大きく2つありまして、周辺の市町の方が主に流入していただいている、周辺というか、他地域からというのが1つと、後はやはり外国人の方が流入していて、これが二大要素でございまして、あとは今ご指摘いただいたように、名古屋の中でも、さらに都心に集中している。郊外でもやはり駅前に集中する。そういう傾向があるという。ただ、これはおそらく全国首都圏でもですね、関西圏でもやはりそういう傾向があるのかなと。

これはやはり、共働き世帯が増えてどちらも通勤をするというと、やはり便利なほうがいいという、そういう傾向があったりとか、社会的なニーズで都心のほうが楽しいと思われるんだとか。というようなところで、確かにこの肌感覚的にもその都心部でどんどんマンションができているというのを目にいたしますし、名古屋は比較的この戸建て志向が強いというふうに言われているんですが、その名古屋でもですね、この都心への集中というのが進んでいる。

まあ、ただ、これはもう本当に人々の選好と言いますか、好みでございますので、そのように世の中が変わってきたのかなというところです。

名古屋城天守閣復元事業のバリアフリーについて

(記者)

先日、名古屋城の関係で、当事者参画の場がありまして、いろいろなご意見が出ていて、中には厳しい意見もあったと思うんですけれども。市長も担当局から報告を受けているとは思うのですけれども、どういうふうに報告を受けているかということと、その受け止めをお伺いできればと思います。

(市長)

当日にいただきましたご意見はですね、ペーパーにまとめたもので、しっかりとレポートを受けておりまして、どういうご意見があったかということを、私も受け止めさせていただきました。本当に、様々なご意見があったんだなということを感じた次第でございまして、やはりまずはですね、我々のこの復元というものをぜひやらせていただきたいと。ここをぜひまずはですね、丁寧に説明を尽くしてご理解をいただくことが、肝心かなというふうに思っております。

やはり、この豊富な資料でもって、文化庁の基準におけるこの復元を高い精度でできるという、名古屋城というこの豊富な資料を残していただいた先人の思いに応える意味でもですね、あとはいろいろな観点から、復元というものが最適であるというふうに、我々考えておりますが、そこはまず、ぜひご理解をいただきたいという努力は、今後も引き続きさせていただくつもりでございます。

その上で、本来、今回復元の中につける小型の昇降機について設置階の素案をお示しできる予定でしたが、先にもお伝えしたとおり、まだ少しいろいろとご意見を聞いたり、調べるべきことが生じましたので、それをした上でその状況が整いましたら、その素案については、報告をさせていただければというふうに思います。いずれにしましても、バリアフリーと木造での復元というもの、これをいかに、どちらにもご満足をいただけるように、まあどちらも完全にというのはなかなか難しいかもしれませんけど、どこかで折り合いをつけていくような、そういう努力をこれからもしっかりとつけてきたいと考えております。

(記者)

ありがとうございます。

当事者参画の場を拝見していると、今、市長がおっしゃったその理解してもらうのは難しそうだなというふうに感じたんですけれども、ただ、ずっと高い精度での復元できる資料がそろっていて、という話は今までのそういった場でも説明をされてきたと思うのですけれども、どうしたら、理解というか納得というか、その辺が進むのかというところ、今後の進め方も含めてお考えがあれば。

(市長)

まあ、そこはですね、もう本当に丁寧にご説明をさせていただいて。まずはちょっとこの復元ということの意義は、我々としても、復元はほぼ現存の姫路城や松本城に近い価値を持つようなものをつくりたいと。ここをですね、ぜひ、できれば共感をしていただければ、大変にありがたいというところには感じております。

そこがやはり一番肝心なところかなと。この復元か、いわゆる復元的整備というもの、文化庁の基準で言いますと復元か復元的整備か、というものはこれは相当に違うものであると。やっぱり我々としては、復元ができる城ですので、復元で行きたいというふうに考えておりまして、ここをまずはご理解いただきたい。そして、その復元の中で、いかに復元の持つ価値と、そしてバリアフリーをいかに融合させていくか。それについて心を砕いてご説明をさせていただく、これに尽きるかなと思っています。

愛知県南海トラフ地震被害予測調査委託について

(記者)

ありがとうございます。あと別件で、昨日県が南海トラフの被害想定をしたのですけれども、過去の地震から想定できる被害想定ですと、津波の浸水とかも減って、被害が軽減している一方で、理論上最大の地震による被害は、名古屋市ですと、死者が900人ぐらい増えるというような結果が出たのですが、来年市独自の想定を出されるという予定だと思うのですが、まずこの県が公表した想定の受け止めをお伺いします。

(市長)

今のご指摘どおり、過去最大、今回示されたのが過去の地震の最大という想定と、あとは理論上最大と、当然、理論上最大のほうが、被害者が激甚になるということでございまして、この県が示した今回の予測によりますと、この理論上最大は、死者数予想が名古屋市内で5,300人から6,200人に900人増えるという予想なのに対しまして、過去の地震の最大、これを想定でいきますと、死者数予想が1,500人から900人に600人減るという結果になっておりまして、そこに若干差異があるというところで、これをどう捉えるか、これからいろいろな分析を要するかと思いますけど、我々としても鋭意、この南海トラフ対策というのはいろいろなところでやっておりまして、これは一定の効果を上げつつあるというふうに思っておりますし、当然、南海トラフというのは、いつ来るか分からないところですけれど、後に来れば来るほど、当然、対策が我々としては取れますし、また市民の方でもですね、古い家が新しくなれば当然耐震は上がりますので、そういう面でも、後になればなるほどこういう数値は改善をしていくものというふうに考えておりますけれども。

ただ、それに限らずですね、とにかく大きな被害が出るということに関して代わりがございませんので、この本市の特性ですね、地理的な特性、ハザードマップ上に現れております、そういうのを踏まえまして、今後も適切な対応を取っていきたいと。備えというのは、どこまでやっても限りはないわけでございますけれども、なるべく効果的にこの死者数が減る、そしてまた今回の台風でもそうですけど、早めに避難をしていただければ、助かる命が増えるというのは明らかですので、そういうソフト面でもより効果的な周知をしていきたいというふうに考えております。

市民の皆様方にはこのハザードマップが配られますので、ここをぜひご家庭でよく読んでいただいて、もし起きたらどうするというのを、ぜひご家庭内で話し合っていただければなというふうに思っております。

(記者)

ありがとうございます。理論上の最大の被害が増えた要因の中に、高齢化とかもあるというような説明が県のほうからあって、先ほどの話は、国勢調査の人口が増えているというところとかも関わって、都心により集中してくるというのも関わってくると思うのですけれども、今後の対策の中で、今までからフェーズが変わってきているのかなというふうに、高齢化とか、液状化とか、あとは災害関連死の話も入ってきたと思うので、そのあたりをどういうふうに対応していくか。ハザードマップを見て、備えてもらうのは当然なんでしょうけれども、ひとり暮らしのお年寄りが増えるこれから先を見据えると、そのあたりで何かお考えはありますか。

(市長)

そうですね。これは市でもですね、いわゆる高齢者のひとり暮らし、こういう方がもし災害に遭ったときはどうするか、という対策はいろいろと講じておりまして、訓練等でも家の前にうちは安全ですというのをかける、そういう訓練をしていただいたりしておりますし、地域でも、なるべくどこにどういう方がお住まいというのは把握をして、共助の面でも、仮に災害が起きた時に、どこそこのおばあちゃん、大丈夫か、そういう声掛けできるような地域づくりには努めているところでございます。

今高齢化というのはますます進行しておりまして、団塊の世代がこの後期高齢者になられて、これからいよいよ本格的にこの少子高齢化の高齢化の部分が進展していきますので、その中での地震対策というのは、本当に今までにも増して、いろいろなことをやっていかなければいけないと思います。

名古屋城天守閣復元事業のバリアフリーについて

(記者)

 名古屋城の関連でお話を伺えればと思うんですが、どこかで折り合いをというお話が先ほどありましたけれども、前市長と比べると、近づいているとはいえ、ちょっとまだ平行線をたどっているような印象もありますけれども、これは今どのように市長としては、受け止められていますでしょうか。

(市長)

そうですね、やはり、全体の議論のトーンを聞いてみますと、我々としてはこの設置階の話をというところに対して、障害者の方々からは、どうして大型エレベーターは駄目なのかと、やっぱりそこにはですね、なかなか今すぐに一致点を見出すのは難しい状況があるとは感じております。

繰り返しになりますけれども、これは本当に丁寧にご説明をして、木造の復元というものの価値はしっかりとご説明をさせていただいて、木造は大前提とさせてくださいということを、丁寧に今後も説明していく。これに尽きるかなと思っています。

(記者)

大型エレベーターを設置してほしいという意見と、梁を傷つけない範囲での整備というところで、かなり大きな隔たりがあるかと思うんですが、折り合いをつけるとなると、どちらかが、こう大きく歩み寄るか、もしくは双方が少しずつ歩み寄るかというようなパターンが考えられますけれども、どのように折り合いをつけていきたいというのがありますか。

(市長)

ここは今のところ特にですね、この問題につきましては丁寧にやっていく、ということを決めておりまして、特に何か、いつまでにここでぱちっと、というようなことではありませんので、まずは丁寧にご説明をしていくということですね。ただ、どこかの時点ではですね、じゃあこのまま何年も何年も、というようにはなかなかまいらないと思いますので、どこかではこの市の方針というのをお示しさせていただく時が来るかなと。その時に、いや、それでも駄目だというふうに言われるかもしれませんが、ここは一定のところでですね、あのまあ、折り合えれば一番いいんですけども。

(記者)

もちろん、その何年もというところで、もちろん市長の任期もございますし、当初に示したバリアフリーの方針もあるというところで、そのようなお考えというか。

(市長)

そうですね、あんまり任期に合わせてとか、そういうことというよりも、やはり議論というものはある程度論点が出尽くすまでは、しっかりとこの議論させていただいて、そしてご意見いただいて、それに対して丁寧にお答えをしてと、これを何度か繰り返した上で、やはり最終的には結論を出させていただくと、こういうプロセスとなると考えておりますので。まあ、そうですね、いつかのタイミングでは、そのようにさせていただくことになろうかと思います。

(記者)

市長の現状の認識だと、まだ論点が出尽くしたというような感じではないというところでしょうか。

(市長)

どうでしょう。この間もそのところは、相当にいただきましてですね、論点はつまるところ、やはりこの木造復元なのか、木造復元を諦めて、復元的整備で大型エレベーターなのかという、そういうところかなと、ご主張を聞いていると、そのように受けとれるんですけれども。

ただ、やはり我々としては、大型エレベーターをつけて、復元的整備となるとですね、やはり、これは、せっかくの復元のできる名古屋城、これはもう、障害の有無にかかわらず、やはり復元した城を見ていただくということがなくなってしまいますので、これは我々としては、なかなか取り得ない選択かなというふうに考えているところでございまして、それ以外のいろいろいただいている論点につきましても、一回、相当程度出たのではないのかなとは思っています。

(記者)

ありがとうございます。

台風6号の被害状況について

(記者)

冒頭にありましたが、念のため確認ですけれども、昨日からの台風6号で、名古屋市内の暴風雨警報が先ほどまで出ておりました。改めて人的被害がないかというところと、あとはまた街路樹が昨今倒れたりとかというところが、何件が出ていますが、そういった被害の状況の報告はないのでしょうか。

(市長)

街路樹が倒れたのがあるんですけど、ただ、これがその台風によるものかどうかというのは、今調査中でございまして。ほか、何か最新の情報があれば。

(当局)

防災危機管理局、想定最大規模災害対策推進課長でございます。倒木による通行止めにつきましては、守山土木隊で対応していただきまして、現在は通行可能という状況でございます。以上でございます。

(市長)

それが台風の影響を受けたのかは。

(当局)

まだそこの状況は把握しておりません。

(記者)

分かりました。一応この台風6号が来たことで、昨夜からこの間までに倒木というので、通行止めというのが事案としてあったと。

(市長)

倒木による通行止めという事案があったということでいいですか、という。

(当局)

その通りでございます。確認した時間が、3日の4時10分に確認しております。

(市長)

午前4時10分。

(当局)

はい、その通りでございます。

(市長)

開通したのが。

(当局)

開通が、現在通行可能ということで、6月3日の4時10分に通行ができたということを確認しています。

(市長)

できたのは4時10分。

(記者)

分かりました。ありがとうございます。

国際センター駅のエレベーター閉じ込めについて

(記者)

あとすみません。一点、先ほど発表がありましたが、国際センターの駅でエレベーターに閉じ込められて、50分閉じ込められたというところであった、ということですけれども、こちらに関して把握していらっしゃるのか、台風の影響があったかどうか、というところですが御存じでしょうか。

(市長)

すみません、ちょっと私まだ情報を聞いてなかったんですが、何かありますか。

(当局)

8時現在の時点で状況を確認しておりますので、エレベーターについてはすみません、私のほうでは把握しておりません。

防災危機管理局の方では今現在情報を収集していますので、そちらのほうでは把握しているかとは思いますので、状況がまとまりましたらご報告をいたします。

(市長)

ということで、状況をまとまりましたら報告いたします。

(記者)

はい、ありがとうございます。

(以下当局より追記)

  • 令和8年6月3日(水曜日)午前5時22分頃、国際センター駅にてエレベーター閉じ込め発生
  • 保守会社に連絡を入れ、現地到着した係員が午前6時05分に利用者を救出、お怪我等はなし。
  • 台風との因果関係は不明。
  • 本件は、同日11時00分に報道発表済み。

多文化共生について

(記者)

市長にもう一点、また別件ですけれども、先ほど国勢調査の結果というところもありまして、外国人の方が非常に多くなっているということがありました。ネパールのフェスティバルがあったりですとか、すごく外国人の方との共生というところが進んでいると思われますが、

すごくざっくりとした質問で、恐縮ですけれども、この外国人の方との共生というところを、いろいろとご意見もあるかと思いますが、市長として、共生であるとか、外国人の方との暮らしというところについて、どういうふうにお考えか、改めてお立場を伺ってもよろしいですか。

(市長)

この問題は日本全国抱えている共通に抱えていると認識をしておりまして、一部にはトラブルに発展したりというような状況であるというのも、承知しているところです。

とにかくこの名古屋においては、今まで非常に、私自身も、共生というものは、うまくいってきたというふうに自負をしておりまして、特段、何かそれが地元で大きなトラブルになったということもなく、比較的、穏やかに外国の方がこの名古屋市内で住まれている。私も直接、お話を伺ったことがあるんですけど、おおむね皆さんは名古屋での暮らしには満足をいただいているということでしたし、地元でもそれなりに、地元の方、日本人ともコミュニティが取れているという状況ですね。

ぜひ今後も継続していきたい。この名古屋では、外国人と、そして日本人が、いいコミュニケーションを取りながら暮らしていける。そういう都市としてあり続けたいというふうに考えています。

(記者)

ありがとうございます。

中東情勢の影響について(ごみ袋)

(記者)

 ナフサの関連で質問させていただければと思います。先週から、ごみ袋が指定以外でも出せるようになったということですけれども、品薄の状況などは何か変化があるかなと、市長のほうで何か御存じのことはございますでしょうか。

(市長)

まだ店舗においては、特に可燃袋、赤い印刷のあれはなかなか品薄が解消されてないと聞いております。ただ、実際それでゴミが出せないとか、そういう状況にまでは至っていないかなと。もうすでに可燃に市指定以外のこの透明、もしくは、この中身の見える半透明の袋に可燃と書かれて出されているものも一定程度見られているということで、大きなトラブルはないのかなというふうに考えています。

(記者)

こちらの措置の期間については、今月末となっていますけれども、どの段階で、例えば延期などを検討するのか今お考えはございますか。

(市長)

そうですね。これはですね、日々の店頭の在庫の状況を見ながら、ということになろうかと思います。これが解消されないと、解消されないままやはりまた指定袋に戻すというのは、それは市民生活にとっても困る方が出てくると思いますので、店頭の在庫を見ながらですね。

(記者)

また、ごみ袋以外でナフサ由来の製品の供給をめぐって、何か市内での問題が顕在化されているところだったりだとか、そういったことというのは何かございますか。

(市長)

どうですか、経済局いますか。今日、来ていない。僕が聞いていないだけ。まあ、そうです。特段、特に何かすごく困ったというような声は、今のところ私は聞いてないです。

(記者)

ありがとうございます。

八幡市長の育休取得について

(記者)

1件伺いたいですけれども、別件で先日・先月、京都府の八幡市の市長が育休を取得されるといったところで、取り組みが発表されたと思うのですが、そうした動きに関して、市長の受け止めがあれば教えていただければと思います。

(市長)

それはいいと思いますね。別に首長であっても、育休が取れないという理由はないと思いますので、はい、それは普通に取られればいいと思います。

(幹事社)

ご質問のある方はお見えになりますか。それでは市長定例記者会見を終了します。

このページに関するお問い合わせ

市長室 広報課 報道担当
電話番号:052-972-3136 ファクス番号:052-972-3355
Eメール:a3136@shicho.city.nagoya.lg.jp
市長室 広報課 報道担当へのお問い合わせ