建築物省エネ法の基準・計算方法
建築物省エネ法の基準・計算方法に関する内容です。
基準・計算方法を用いる際の注意点
建築物省エネ法の規定による手続きは、平成28年経済産業省・国土交通省令第1号に基づいた基準と計算方法(平成28年基準)を用いて行ってください。省エネ法の基準と計算方法(平成25年基準)を用いることはできません。
建築物省エネ法の基準
建築物の用途(非住宅、住宅)の別、手続きの種別、既存建築物の竣工年月日によって適用される基準が異なります。
一次エネルギー消費量の基準は、設計値(設計一次エネルギー消費量(その他一次エネルギー消費量を除く))÷基準値(基準一次エネルギー消費量(その他一次エネルギー消費量を除く))が表中の数値以下になることが求められます。
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対象用途 |
適用基準 |
床面積が2,000平方メートル未満(増改築の場合はその部分)の場合 |
床面積が2,000平方メートル以上(増改築の場合はその部分)の場合 |
|---|---|---|---|
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非住宅 |
一次エネルギー消費量 |
1 |
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住宅 |
一次エネルギー消費量 |
1 |
1 |
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住宅 |
外皮:住戸単位 |
UA:0.6 |
UA:0.6 |
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住宅 |
外皮:住戸単位 |
ηAC:2.8 |
ηAC:2.8 |
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対象用途 |
適用基準 |
省エネ基準に対する認定基準の水準 |
省エネ基準に対する認定基準の水準 |
|---|---|---|---|
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非住宅 |
一次エネルギー消費量 |
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1 |
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非住宅 |
外皮:PAL* |
BPI:1 |
- |
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住宅 |
一次エネルギー消費量 |
0.8 |
1 |
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住宅 |
外皮:住戸単位 |
UA:0.6 |
- |
計算方法
非住宅
PAL*と一次エネルギー消費量(標準入力法又は主要室入力法)で判断する場合
国立開発法人建築研究所のホームページより外皮・設備仕様入力シートver.3用をダウンロードし、室や外皮、設備の仕様等を入力後、CSV出力をしてください。
外皮・設備仕様入力シートver.3用から出力したCSVファイルをPAL*・一次エネルギー消費量算定プログラムで読み込み、算定してください。
モデル建物法ver.3で判断する場合
国立開発法人建築研究所のホームページよりモデル建物法入力支援ツールver.3用をダウンロードし、外皮、設備の仕様等を入力後、CSV出力をしてください。
モデル建物法入力支援ツールver.3用から出力したCSVファイルをモデル建物法入力支援ツール(平成28年省エネ基準用)で読み込み算定してください。
住宅
性能基準
外皮計算(UA値、ηA値)については国立開発法人建築研究所のホームページより住宅・住戸の外皮性能計算条件入力シートをダウンロードし、基本情報と部位情報を入力してください。
XML出力ボタンをクリックしXMLファイルを保存し、住宅・住戸の外皮性能計算プログラムより保存したXMLファイルをアップロードして算定してください。
設備(一次エネルギー消費量)については国立開発法人建築研究所のホームページより一次エネルギー消費量算定用WEBプログラム(住宅用)を起動し、基本情報入力タブ、用途(設備)別入力画面の各タブに仕様を入力し算定してください。
仕様基準 (注)性能向上計画認定においては使用できません
外皮については部位ごとの外皮仕様を、設備については設備ごとに仕様の基準を満たす仕様を選択します。
リンク
このページに関するお問い合わせ
住宅都市局 建築指導部 建築指導課 建築物環境指導担当
電話番号:052-972-2924 ファクス番号:052-972-4159
Eメール:a2924@jutakutoshi.city.nagoya.lg.jp
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