建築物省エネ法の基準・計算方法

Xでポスト
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページID1018673  更新日 2025年10月17日

建築物省エネ法の基準・計算方法に関する内容です。

基準・計算方法を用いる際の注意点

建築物省エネ法の規定による手続きは、平成28年経済産業省・国土交通省令第1号に基づいた基準と計算方法(平成28年基準)を用いて行ってください。省エネ法の基準と計算方法(平成25年基準)を用いることはできません。

建築物省エネ法の基準

建築物の用途(非住宅、住宅)の別、手続きの種別、既存建築物の竣工年月日によって適用される基準が異なります。

一次エネルギー消費量の基準は、設計値(設計一次エネルギー消費量(その他一次エネルギー消費量を除く))÷基準値(基準一次エネルギー消費量(その他一次エネルギー消費量を除く))が表中の数値以下になることが求められます。

エネルギー消費性能基準(適合性判定)

対象用途

適用基準

床面積が2,000平方メートル未満(増改築の場合はその部分)の場合

床面積が2,000平方メートル以上(増改築の場合はその部分)の場合

非住宅

一次エネルギー消費量

1

  • 工場等 1

  • 事務所等、学校等、ホテル等、百貨店等 0.8

  • 病院等、飲食店等、集会所等 0.85

住宅

一次エネルギー消費量

1

1

住宅

外皮:住戸単位

UA:0.6

UA:0.6

住宅

外皮:住戸単位

ηAC:2.8

ηAC:2.8

誘導基準(性能向上計画認定)

対象用途

適用基準

省エネ基準に対する認定基準の水準
建築物省エネ法施行後に新築された建築物

省エネ基準に対する認定基準の水準
建築物省エネ法施行の際現に存する建築物

非住宅

一次エネルギー消費量

  • 事務所等、学校等、工場等 0.6
  • ホテル等、病院等、百貨店等、飲食店等、集会所等 0.7

1

非住宅

外皮:PAL*

BPI:1

-

住宅

一次エネルギー消費量

0.8

1

住宅

外皮:住戸単位

UA:0.6
ηAC:2.8

-

計算方法

非住宅

PAL*と一次エネルギー消費量(標準入力法又は主要室入力法)で判断する場合

国立開発法人建築研究所のホームページより外皮・設備仕様入力シートver.3用をダウンロードし、室や外皮、設備の仕様等を入力後、CSV出力をしてください。

外皮・設備仕様入力シートver.3用から出力したCSVファイルをPAL*・一次エネルギー消費量算定プログラムで読み込み、算定してください。

モデル建物法ver.3で判断する場合

国立開発法人建築研究所のホームページよりモデル建物法入力支援ツールver.3用をダウンロードし、外皮、設備の仕様等を入力後、CSV出力をしてください。

モデル建物法入力支援ツールver.3用から出力したCSVファイルをモデル建物法入力支援ツール(平成28年省エネ基準用)で読み込み算定してください。

住宅

性能基準

外皮計算(UA値、ηA値)については国立開発法人建築研究所のホームページより住宅・住戸の外皮性能計算条件入力シートをダウンロードし、基本情報と部位情報を入力してください。

XML出力ボタンをクリックしXMLファイルを保存し、住宅・住戸の外皮性能計算プログラムより保存したXMLファイルをアップロードして算定してください。

設備(一次エネルギー消費量)については国立開発法人建築研究所のホームページより一次エネルギー消費量算定用WEBプログラム(住宅用)を起動し、基本情報入力タブ、用途(設備)別入力画面の各タブに仕様を入力し算定してください。

仕様基準 (注)性能向上計画認定においては使用できません

外皮については部位ごとの外皮仕様を、設備については設備ごとに仕様の基準を満たす仕様を選択します。

リンク

このページに関するお問い合わせ

住宅都市局 建築指導部 建築指導課 建築物環境指導担当
電話番号:052-972-2924 ファクス番号:052-972-4159
Eメール:a2924@jutakutoshi.city.nagoya.lg.jp
住宅都市局 建築指導部 建築指導課 建築物環境指導担当へのお問い合わせ