令和6年度千種区人権尊重のまちづくり・多文化共生事業「多文化料理教室 外国人のみなさんと料理を楽しみませんか?」開催報告
千種区にはたくさんの外国人が住んでいます。外国人の人権や文化的差異、慣習の違いについて学んでもらうため、日本人住民が外国人の方と一緒に外国の料理を作り、交流するイベントを行いました。
実施報告
日時
令和7年3月20日(木曜日・祝日)
- 「午前の部」午前10時から午後1時(小学生以上対象)
- 「午後の部」午後2時から午後5時(中学生以上対象)
会場
本山生協会館3階調理室(千種区稲舟通1-39)
参加料
無料(食事付き)
参加者
- 「午前の部」午前10時から午後1時 18名
- 「午後の部」午後2時から午後5時 16名
- いずれの部も料理講師 8名(ネパール出身4名、ベトナム出身4名)
- 講話講師 「午前の部」「午後の部」各1名
当日のプログラム
午前の部
- 挨拶、イベント全体の流れと趣旨の説明
- 各グループで自己紹介
- 多文化共生と人権について学ぼう(子ども向け)
- 調理の進め方
- 調理
- 食事、片付け
- 感想、アンケート記入
午後の部
- 挨拶、イベント全体の流れと趣旨の説明
- 各グループで自己紹介
- 調理の進め方
- 調理
- 食事、片付け
- 多文化共生と人権について学ぼう(一般向け)
- 感想、アンケート記入
調理の様子
ネパールとベトナム出身の合計8名の講師が「やさしい日本語」を使って料理の説明を行いました。
料理の説明ののち、午前の部、午後の部ともに4グループに分かれ、参加者と外国人の講師の方々が一緒に調理に取り組みました。お互いに「やさしい日本語」を使って材料や料理のコツなどを聞きながら楽しく調理ができました。
料理が完成した後は、参加者と講師が一緒に食事をし、それぞれの国の文化の違いなどについて話が盛り上がりました。
作った料理
- 「羊肉のネパールカレー」本格的なスパイスと羊肉を使ったネパールカレーを、予めハーブを入れて炊いておいたバスマティライス(インディカ米)と一緒にいただきました。
- 「さつまいものチェー」つぶしたさつまいもとタピオカ粉を混ぜた団子とナッツにココナッツミルクをかけました。
- 「ベトナムコーヒー」専用の器具を使って濃くいれたコーヒーに練乳を混ぜて飲みました。


講話「多文化共生と人権について学ぼう」の様子
外国人の人権問題や多文化共生について皆で学びました。
講話の内容
- 「午前の部」やさしい日本語の背景、やさしい日本語のメリット、やさしい日本語の実践(講師 神田すみれ)
- 「午後の部」ブラジル出身の講師の経験、日本に暮らす外国人住民の現状(講師 佐藤ヴィトル)

参加者・講師の感想
「お互いの文化を知りながら一緒に料理を作れた点がよかった」(参加者)、「日本人と話すことや料理を一緒にすることが楽しかった。またこういうイベントに参加したい。」(講師)といった感想をいただきました。
アンケート結果
参加者アンケート結果では、100%の方が内容に満足し、多文化共生や人権問題についての理解が深まったと回答されました。
委託先
地域と協同の研究センター 電話番号052-781-8280
主催
千種区役所地域力推進課
このページに関するお問い合わせ
千種区役所 区政部 地域力推進課 地域力推進担当
電話番号:052-753-1821・1822・1823・1824・1825 ファクス番号:052-753-1924
Eメール:a7531821@chikusa.city.nagoya.lg.jp
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