令和3年度被災地支援リポート 陸前高田市 4月分の記事

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ページID1013680  更新日 2025年10月16日

令和3年度被災地支援リポート 陸前高田市

令和3年4月30日(金曜日)

令和3年度が始まりました。東日本大震災から11年目、復興土地区画整理担当として派遣5年目を迎えました。高田地区・今泉地区土地区画整理事業は、工事完了、宅地引渡しが完了したことにより組織変更が行われました。所属していた復興局が廃止となり「復興局市街地整備課区画整理係」から『建設部都市計画課区画整理係』に変更となりました。併せて、区画整理担当職員も21名から7名になり、換地処分公告による事業完了を目指します

さて、本年4月から高田松原の海岸も全てではありませんが、開放されました。また、海水浴も今年から出来るようになるそうです。

写真:防潮堤から広田湾を撮影した様子。奥には氷上山、箱根山が見える。
防潮堤から広田湾を撮影1(2021年4月11日)

写真:防潮堤から広田湾を撮影した様子。奥には広田半島が見える。
防潮堤から広田湾を撮影2(2021年4月11日)

写真:高田松原海岸から防潮堤を撮影した様子。奥には今泉高台が見える。
高田松原海岸から防潮堤を撮影1(2021年4月11日)

写真:高田松原海岸から防潮堤を撮影した様子。奥には氷上山、箱根山が見える。
高田松原海岸から防潮堤を撮影2(2021年4月11日)

写真:防潮堤から東日本大震災津波伝承館を撮影した様子。奥には道の駅高田松原が見える。
防潮堤から東日本大震災津波伝承館を撮影1(2021年4月11日)

写真:防潮堤から東日本大震災津波伝承館を撮影した様子。奥には旧道の駅タピック45が見える
防潮堤から東日本大震災津波伝承館を撮影2(2021年4月11日)

写真:高田松原海岸を撮影した様子。コンクリートの瓦礫が見える。
高田松原海岸を撮影1(2013年9月29日)

写真:高田松原海岸を撮影した様子。奥には気仙川水門が見える。
高田松原海岸を撮影2(2013年9月29日)

2013年9月29日の写真は、高田松原見学会が行われた時の写真です。その日100名ほどの参加者で、私は見つけられませんでしたが「松の赤ちゃん」十数本見つかったと聞きました。高田松原の再生も平成28年度の試験植栽が行われてから、今年5月9日が最終植樹会で、約4万本の植樹が完了するそうです。きっとその時の「赤ちゃん苗」も成長して、ここのどこかに植樹されていると思います。

写真:再生植樹会を撮影した様子。奥には気仙川水門が見える。
再生植樹会を撮影1(2021年4月25日)

写真:再生植樹会を撮影した様子。人々が松の植樹をしている。
再生植樹会を撮影2(2021年4月25日)

さて、新しい市役所も完成し、この5月6日より業務開始となります。しかし、今の仮設市役所と別れるのも淋しいです。

教育委員会学校教育課で小中学校の仮設運動場整備、高田東中学校及び小友グランドの造成設計から発注業務、また、復興対策局事業推進室で広田地区防災集団移転促進事業の移転宅地整備業務、そして復興局市街地整備課での今泉地区宅地整備後の権利者への引渡し、道路・緑地等の管理者への施設引渡しと通算6年間お世話になった所ですから。

仮市役所左手側も今は、県営住宅、防災庁舎、コミュニティーホール、県警幹部交番、コンビニ、パン屋が建っていますが、平成25年4月に初めて来た当時は、「高田西地区」として造成工事の真最中で、毎日正午に「発破」の振動で揺れていました。

写真:仮設市役所の様子
仮設市役所を撮影(2021年4月24日)

写真:市民憲章石碑
市民憲章石碑を撮影(2021年4月24日)

最後に、仕事とは離れて陸前高田市の春の味覚「気仙川の白魚」です。4月初めごろから、このゴールデンウイーク頃までの約1か月の短い漁期です。少し醤油を垂らすと、醤油に反応し暴れます。それをそのまま頂きます。

写真:気仙川の白魚
気仙川の白魚

私の業務内容は、担当替えで変わりましたが、本年も頑張っていきます。コロナが収束したら、季節ごとに美味しい山海の幸が皆さんをお迎えするはずですので、ぜひ遊びに来て下さい。

このページに関するお問い合わせ

名古屋市被災地域支援本部事務局(防災危機管理局危機対策課)
電話番号:052-972-3584 ファクス番号:052-962-4030
Eメール:a3584@bosaikikikanri.city.nagoya.lg.jp