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令和3年度被災地支援リポート ‐陸前高田市‐ 7月分の記事

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このページを印刷する最終更新日:2021年7月20日

ページID:143755

令和3年度被災地支援リポート‐陸前高田市‐

令和3年7月14日(水曜日)

 みなさんこんにちは。建設課に派遣されている職員です。

 震災から10年、「復興・創生期間」の最終年であった昨年度で派遣を終了する予定でしたが、今年度も引き続き業務を担当することになりました。建設課の体制も昨年と変わり3係13名から2係8名、うち派遣職員が2名となり人数が減ってしまいましたが、少数精鋭で頑張っていきたいと思います。

 昨年度の12月に姉歯橋の災害復旧工事が終わったことを報告出来ましたが、もう一つの大きな事業である高田米崎間道路は、資材や人材の不足、天候不順などの要因が重なり昨年度中に事業が完了する事が出来ませんでした。また、今年の冬は幾度と無く降雪に見舞われ、作業の出来ない日が多く有りました。さらに追い打ちを掛けるように気温が氷点下になることが多々あり、土の中の水分が夜中に凍ってしまうことがありました。それが朝日に当たると溶け出して土がドロドロになってしまい、そのため、施工出来ない部分を取り除くなどの手戻りが発生し、通常よりも時間が掛ってしまいました。岩手の湘南とは言え、東北の洗礼を受けた形となりました。

盛土区間の写真

【盛土区間】土が乾くまで本格的に工事ができません。

 当初の予定よりも遅れましたが、延長2kmのうち1.6kmの供用を6月11日に開始することが出来ました。

高田米崎間道路の写真

開通前の4月の高田米崎間道路

開通直前の高田米崎間道路の写真

開通直前の高田米崎間道路、ラインを引き開通に備えます。

工事が完了していない区間の写真

【工事区間】残る区間はここだけ、鋭意工事を進めています。

 今までの交通規制等が変わるため市内の全世帯に「開通のお知らせ」を配布しました。おかげで当日はトラブルもなく無事に開通することが出来ました。残りの区間も一日でも早く開通できるよう工事を進めていきたいと思います。

 ちょっと一息。三陸といえば海の幸。ウニ、ホタテ、カキが思い浮かびますが、ホヤをご存知でしょうか?名古屋では余り見かけませんが、こちらではよく食べられています。丁度この時期が旬で海のパイナップルとも言われており、見た目は似ていますが味は全くの別物です。ちょっと癖があり好き嫌いは分かれますが・・・お酒の肴によく合います。コロナが終息したら、ぜひ岩手に足を運んでいただき、旬の美味しいものを味わって頂ければと思います。

ホヤの写真

【ホヤ】見た目はちょっと・・・ですが、慣れると自分で捌けます。

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