雨庭とは
健全な水循環の回復に向けた取り組みの一つである「雨庭」について紹介します。
雨庭について
「雨庭」は、屋根や舗装面に降った雨水を下水道にそのまま流さずに一時的に溜めて、地中に浸み込ませる構造を持つ植栽空間のことです。
名古屋市では、ほかの多くの都市と同様、市街地の整備や拡大に伴い、森林や農地等であったところに建物が建ったり舗装道路ができたりしたことにより、生活が便利になる反面、水循環の面からみると雨を溜めたり浸み込んだりしにくく、蒸発しにくい地表面が広がることになりました。
こうしたことは、ヒートアイランド現象や水災害の発生、河川等の流量減少に伴う水質悪化の一因になっていると考えられます。「雨庭」はこのような問題の抑制に加え、地下水涵養や下水道・河川への流出量の抑制、河川の汚濁負荷軽減などを目的としたグリーンインフラの一つとして注目されています。
雨庭のイメージ

雨庭に降った雨や道路に降った雨を雨庭に集め、地中に浸透させます。
植栽の下には砕石を用いた貯留浸透層を設け、砕石の隙間に雨水を一時的に雨水を貯留することで、ゆっくりと時間をかけて地中に浸透させることができます。
地下水かん養効果も期待され、降った雨が地中に浸み込み湧き水となるため、健全な水循環の回復にもつながります。
市内の健全な水循環の回復に向けた取り組み事例
名古屋市内での雨庭整備など、健全な水循環の回復に向けた事業者等の事例をご紹介いたします。
雨庭の事例を募集しています!
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このページに関するお問い合わせ
環境局 地域環境対策部 地域環境対策課 水循環担当
電話番号:052-972-2675 ファクス番号:052-972-4155
Eメール:a2675@kankyokyoku.city.nagoya.lg.jp
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