1月26日（月曜日）は文化財防火デーです！

「文化財防火デー」は、昭和24年1月26日に、現存する世界最古の木造建造物である法隆寺（奈良県斑鳩町）の金堂が炎上し、壁画が焼損したことから文化財愛護思想の高揚を図る目的で制定され、2026年では72回目となります。

文化財は火災等によりいったん滅失毀損すれば、再び回復することができない国民共有の財産であり、その文化財を火災等の被害から守るためには、文化財の実態に応じた実践的な訓練等を行うことが大切です。

名古屋市においても、「名古屋市役所」をはじめ、「名古屋城」、「名古屋市市政資料館」など、100以上の文化財があり、毎年1月26日及びその前後の日に、消防訓練や防火講習会等を行い、文化財防火運動を実施します。

みなさんの職場やご家庭でも、この機会に身の回りの防火について考え、大切な従業員や家族の命や財産を守ってください！

ストーブによる火災に注意！

冬は空気が乾燥し、火災が多くなります。

特に寒さをしのぐため、暖房器具を使用する機会も増えることから、「ストーブ」による火災が増える傾向にあります。

次のことに注意し、ストーブによる火災を防ぎましょう！

1. 使用前
   （1）清掃を行い、ほこりやすすを取り除く
   （2）電源コードに破損等がないか、点検を行う
2. 使用時
   （1）ストーブの周りに燃えやすいものを置かない、洗濯物を干さない
   （2）ストーブを点けたまま就寝しない、外出しない

下記URLを確認し、火災を未然に防ぎましょう！

• 出火原因別の注意ポイント

住宅用火災警報器を点検しましょう！

住宅用火災警報器は、火災により発生する煙を感知し、音や音声により火災を知らせてくれる機器です。住宅用火災警報器が設置されていたことで、大切な命や財産が救われた事例が数多く報告されています。

火災から大切な命を守るため、住宅用火災警報器が正常に作動するか、点検しましょう。「ボタンを押す」または「ヒモを引く」ことで簡単に点検できます。

正常な場合は、正常を知らせる音や音声が鳴ります。音や音声が鳴らない場合は、電池が切れているか、故障している可能性があります。

点検は定期的（1年に2回程度）に行い、設置から10年を目安に、機器本体ごと交換しましょう。

住宅用火災警報器は「すべての住宅」に設置が義務づけられています。

設置されていないご家庭は、「寝室」「寝室のある階の階段」「台所」に設置しましょう。

下記URLを確認し、すべての住宅に住宅用火災警報器の設置しましょう！

• すべての住宅に住宅用火災警報器の設置が必要です。