市会だより臨時号 令和7年度なごや子ども市会レポート
名古屋市会では、市内に在住・在学している小学5・6年生が、自分たちの住むまちの議会という身近な場を実際に体験することによって、市政に対する興味・関心を高めることを目的とした「なごや 子ども市会」を開催しました。539人の方に応募いただき、抽選を経て、開催当日は110人の方が子ども議員として参加しました。
今回の臨時号では、「なごや 子ども市会」の様子を紹介します。

子ども議員「なごや子ども市会では、議会や市役所について学んだり、いつもはなかなか入れない議場や部屋に入って写真を撮ったりしたよ。当日の様子をレポートするよ!」
このページでは、子ども市会で学んだ議場や市会の部屋のこと、市会議員の役割などについて紹介します。
メインテーマ
大好きな名古屋を笑顔あふれるまちにしよう
本会議場(議場)
議員が全員集まる会議を「本会議」といいます。
本会議では、市民のために市が何をするかを話し合い、最終的な決定を行います。
名古屋市役所ではたくさんの職員さんが働いていると聞いたよ。どんな仕事をしているの?
市役所にはさまざまな仕事を行うたくさんの部署があり、3万人を超える職員さんが、議会において決まった条例(市が行う仕事や市民の皆さんに守ってもらうルール)や予算(市のお金の使い方)などに基づいて仕事をしています。例えば、教育委員会では新しい学校の開校の準備、タブレットなどの教材の用意、科学館や美術館の運営などを行っています。
名古屋市はどんな都市と交流があるの?
名古屋市は、平成23年に発生した東日本大震災の時にまちの復興やまちづくりのお手伝いをしたことをきっかけに、岩手県陸前高田市とさまざまな交流を行っています。令和3年には陸前高田市から津波に流されずに残った「きせきの一本松」の遺伝子を受け継ぐ松の木が贈られ、東山動植物園に植えられました。
「いこまいたかた、あばっせなごや」を聞いてみよう。
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いこまいたかた、あばっせなごや(外部リンク)
初めて名古屋市の職員が陸前高田市に行った「きずなの日」(3月23日)を広く知ってもらうために作られた曲です。
また、名古屋市は世界の6つの都市と姉妹友好都市提携を結んでおり、名古屋市会も定期的に訪問し交流を行っています。
名古屋市の姉妹友好都市
- ロサンゼルス市(アメリカ)
- メキシコ市(メキシコ)
- 南京市(中国)
- シドニー市(オーストラリア)
- トリノ市(イタリア)
- ランス市(フランス)
そもそも、市会って何だろう?
私たちが住む名古屋市を暮らしやすいまちにするために、市民の代表者として議員が話し合いをするところを「議会」といい、名古屋市では「名古屋市会」と呼ばれています。
市会議員はどんなお仕事をしているの?
皆さんが住む名古屋市が暮らしやすいまちになるよう、選挙で選ばれた市民の代表として活動するのが市会議員です。市会議員の大きな仕事の一つは、市民から出された意見や要望を聞き、条例や予算について、市会で話し合いを行って、賛成なのか反対なのかを決めていくことです。また、市の仕事が正しく行われているかチェックしたり、市だけでは解決できない問題について、県や国に働きかけを行ったりもしています。
一方、市長は、市の仕事を行う責任者として、市会の決定に沿って仕事を進めています。市会と市長の両方が、それぞれしっかりと役割を果たすことで、よりよい名古屋のまちが実現できる仕組みになっています。

委員会室
名古屋市には、とても多くの仕事があるので、本会議ですべてを話し合うことはできません。そこで、少人数でくわしく話し合う場所として「委員会」がつくられています。
市会には、6つの「常任委員会」があって、すべての議員がどこかの委員会に所属して、それぞれ専門的に話し合いを行っています。
このほか、特に必要な問題を調査するために設置した「特別委員会」や市会の運営方法を話し合う「議会運営委員会」があります。
議長室
議長室や大切なお客様をお招きする正副議長応接室を見学し、西川学議長・さわだ晃一副議長から説明を聞きました。
議長室の見学の様子

正副議長応接室の見学の様子


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市会事務局 調査課 図書広報担当
電話番号:052-972-2094
Eメール:a2096@shikai.city.nagoya.lg.jp
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