第0章 プロローグ
名古屋港筏師一本乗りの概要
「名古屋港筏師一本乗り(なごやこう いかだし いっぽんのり)」は名古屋城の築城や城下町建設のため、河川を流送して運ばれた木材の取り扱い技術が受け継がれたものです。一本乗りは現在も筏検量業務における基本技術として継承されています。

名古屋港筏師一本乗りについて詳しくは、こちらをご覧ください。
毎年、海の日名古屋みなと祭で行われている「名古屋港筏師一本乗り大会」について詳しくは、こちらをご覧ください。
名古屋港筏師一本乗りは、名古屋港筏師一本乗り保存会(名古屋港湾福利厚生協会内)によって受け継がれています。
今回は名古屋港湾福利厚生協会の立松さん、酒井さんにご協力いただき、筏師さんが普段の業務を行っている名古屋港木材倉庫株式会社さんにおじゃまして話を聞きました。
行きの車内にて
今回おじゃまする名古屋港木材倉庫株式会社の事務所は、港区のお隣、海部郡飛島村にあります。(本社は南区)
名古屋港筏師一本乗り保存会の事務局をされている名古屋港湾福利厚生協会の立松さんに「筏師さんにインタビューがしたいですー」とお話をしたところ、なんと快く筏師さんへのインタビューの日程調整を行っていただけたばかりか、インタビュー当日は筏師さんが普段お仕事をされている飛島村まで連れて行ってもらえるとのこと!職員歴の浅い今回のインタビュー担当者(以下、司会と表記します)は、おそれ多くも現地まで連れて行っていただき、現役で活躍されている筏師さんたちにインタビューできることになりました。
行きの車の中で、立松さんからも筏師一本乗りについてお話を伺うことができました。
立松:
今日は、お若いながらも腕は一流の筏師さんたちがお時間を割いてくださいます。
司会:
ありがとうございます。それでは、せっかくなので立松さんにも少しお話を聞きたいと思います。名古屋港湾福利厚生協会さんと名古屋港筏師一本乗りとの関わりについて教えてください。
立松:
我々の仕事のメインは、港湾労働者の福利厚生の充実です。食堂や売店、住宅や駐車場の整備、さまざまな行事の開催などを行っています。筏師の方も港湾の重要な労働者ですので、名古屋港筏師一本乗り保存会には事務局という形で、当初から参画させていただいています。
司会:
名古屋港筏師一本乗り保存会さんは、みなと文芸協会の会員団体さんでもありますね。
立松:
発足当初から参画させていただいています。ただ、みなと文芸協会が開催しているみなとフェスタには、第1回以来、ずっと参加できずにいました。昨年(第12回)はみなと文芸協会の会長にお願いして、区役所講堂の入り口で筏師のDVDを上映していただきました。
司会:
あ、そのDVD見ました!お囃子の中で筏師さんが演技したり、丸太の上で落とし合ったりしてるやつですよね!(笑)
立松:
そうですね。それです(笑)
同じ文芸協会の髙六太鼓さんや、中津川市のおんぽい節保存会さんには毎年、みなと祭の名古屋港筏師一本乗り大会に参加していただき、演奏や踊りで大会を盛り上げていただいています。先ほどのお話にもありましたDVDの中のお囃子がそうです。
 
 
立松:
それで、今年のみなとフェスタは筏師の紹介展示を行う形で参加したいと考えています。
司会:
本当ですか?みなとフェスタの楽しみが1つ増えますね!
そうこう言っている間に名港トリトンを渡り、海部郡飛島村の名古屋港木材倉庫株式会社に到着しました。

この日はあいにくの天気でしたが、雨の中でも貯木場で働く筏師さんの姿が見えました。
いざ、インタビューへ!
名古屋港木材倉庫株式会社の事務所に到着し、インタビューの準備を急ぐ司会。
階段を上りながら荷物をガサゴソとあさっていた矢先に事件(?)が起こる。
(ガタッ)
司会:
おっとっとっとっと(汗)
立松:
大丈夫ですか?
司会:
ダイジョブデス・・・(恥)
途中で足元がお留守になり、つまずいてしまう。けっこう恥ずかしい。
後にこの出来事が話題に挙がろうとは、その時は誰ひとり知る由もありませんでした・・・。
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電話番号:052-654-9621 ファクス番号:052-651-6179
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