所報第40号(2010年)
平成23年3月に発行した、名古屋市環境科学研究所報です。当所で行っている業務や調査研究等の紹介をしています。
家庭系廃食用油のバイオディーゼル燃料化モデル事業におけるLCA手法を用いたCO2排出量の推計(環境科学研究所 所報第40号)
家庭から出る廃食用油を回収し,BDFとして精製した後,ゴミ収集車の燃料として利用するライフサイクルの過程において,CO2排出量がどれほどあるのかについて算出し,軽油をそのまま用いた場合と比較を行った.原料入手過程では回収方法の違いによって,2パターンのシナリオを設定しCO2排出量を算出した.今回の調査でBDFを利用することにより,軽油をそのまま用いる場合と比較して,72%~84%の大幅な削減効果が期待できることが確認された.
模型実験による各種低層遮音壁の効果の検討(環境科学研究所 所報第40号)
いろいろなタイプの低層遮音壁の縮尺模型を作り,様々なケースについて無響室で模型実験を行いその効果を明らかにした.
石英ろ紙中のブランク除去法の違いによる炭素成分のガス吸着について(環境科学研究所 所報第40号)
各種吸音材料の吸音率測定事例(環境科学研究所 所報第40号)
荒子川の水質特性とその河口水域の水質汚濁機構について(環境科学研究所 所報第40号)
5α-ジヒドロテストステロンの分析法開発及び名古屋市内水環境中の濃度(環境科学研究所 所報第40号)
IMPROVE法による大気粉塵およびPM2.5に含まれる有機成分のサーモグラム(環境科学研究所 所報第40号)
多環芳香族炭化水素類について
名古屋市内のため池における生物相(環境科学研究所 所報第40号)
[所報]1990年代後半の才井戸流れ(守山区志段味)の水質と水生生物(環境科学研究所 所報第40号)
雑誌等掲載(環境科学研究所 所報第40号)
以下の雑誌等に掲載された論文等の概要です。
- 「生活衛生」53,231-238(2009)に掲載された「フィルター採取によるPM2.5濃度の測定と成分組成について」
- 「Atmospheric Environment」44,381-391(2010)に掲載された「Significant geographic gradients in particulate sulfate over Japan determined from multiple-site measurements and a chemical transport model: Impacts of transboundary pollution from the Asian continent」
学会発表等(環境科学研究所 所報第40号)
以下の学会等で行った発表等の概要です。
- 「第18回環境化学討論会」で行った「LC/MSによる化学物質分析法の基礎的研究(40)」の発表
- 「第12回水環境学会シンポジウム」で行った「植生の変化が水質に及ぼす影響-「塚の杁池」33年間の調査から」の発表
- 「第50回大気環境学会年会」で行った「光化学オキシダントと粒子状物質等の汚染特性解明に関する研究(10)-ポテンシャルオゾンを用いたOx濃度上昇傾向の評価-」の発表
- 同上「PMF法を用いた大気粉塵の発生源推定」の発表
- 「第36回環境保全・公害防止研究発表会」で行った「河川底質を用いた揮発性有機塩素化合物の浄化について」の発表
- 「第12回自然系調査研究機関連絡会議調査研究・事例発表会」で行った「名古屋市内ため池の生物多様性」の発表
- 「第25回全国環境研究所交流シンポジウム」で行った「PM2.5における平日と週末の違いおよび高濃度日の特徴」の発表
- 「第24回全国環境研協議会 東海・近畿・北陸支部 支部研究会」で行った「名古屋市における微小粒子状物質(PM2.5)に含まれる炭素成分」の発表
- 「第5回日本LCA学会研究発表会」で行った「名古屋市における青果物からのGHG排出量の評価」の発表
その他(環境科学研究所 所報第40号)
その他、所報に記載されている内容です。
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このページに関するお問い合わせ
環境局 地域環境対策部 環境科学調査センター 企画管理担当
電話番号:052-692-8481 ファクス番号:052-692-8483
Eメール:a6928481@kankyokyoku.city.nagoya.lg.jp
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