現代のネズミ返し ネズミ防除対策
ネズミ防除の5か条
- 住まいへの侵入を防ぐ<穴をふさぐ>
- 家の中のネズミの通路をふさぐ
- 餌を与えない<食べ物を放置しない・生ゴミはふた付き容器へ>
- 巣を作らせない<住居内の整理整頓・年に1、2度は大掃除を>
- 脅す<音がしたらすぐに棒などでつつく>
屋外から住宅への侵入場所
次の場所を重点に点検してみましょう。
- 各種電線及びパイプの引き込み口
- 増改築部分の隙間
- 家の基礎の周囲及び排水マス付近
- 軒下、戸袋内、トタン外壁の下部、通風口、換気扇

室内の通路及び侵入場所
ネズミの侵入場所を探すには、「ラットサイン」と呼ばれる黒ずんだ場所を目印にします。
ラットサインは、ネズミが通ると体脂などの汚れが付着し、そこが黒ずむもので、ネズミが頻繁に通過していることを意味します。
このラットサインやネズミの糞、走る音、鳴き声をチェックして侵入場所を見つけます。

防除対策工事の実際
防除対策工事は、主として穴をふさいでネズミの侵入を防ぐものです。場合によっては、再度、穴をあけられることもありますが、粘り強くふさいでいくことが大切です。
穴をふさぐ材料
ベニヤ板、トタン板、金網(ビニール被膜亀甲アミ)、防そパテ(内壁用または外壁用パテでも代用できる)、速乾性インスタントセメント、その他手軽に入手できる材料を工夫して使用します。
速乾性インスタントセメント
水を加えるだけで使用でき、30分から60分で固まるので扱いやすい。壁の穴、排水マスの破損の補修に便利。

金網(ビニール被膜亀甲アミ)
網の目の大きさは約1cm、幅90cmのものが使いやすい。通風口等をふさぐほか、丸めて各種の穴をふさぐのに便利。

ベニヤ板
ベニヤ板は6mmくらいの厚さのものが扱いやすく、穴や周囲の状況に合わせて切断します。
土壁や石膏ボードに施工する場合は、釘がきく柱や垂木を取り込みしっかり固定します。できるだけ広く施工した方が再度穴をあけられる心配が少なくなります。

一方通行の仕切板
ネズミを内部に閉じ込めたまま穴をふさいでしまうと、中で物をかじったり、暴れたりあるいは死んでしまうおそれがあります。そのため、外には出られるが中へは入れない一方通行の仕切板が有効です。
ベニヤ板と金網などを利用して、作ってみましょう。
 
相談窓口
ネズミの防除は工夫と根気が必要です。
ネズミ・害虫に関するご相談は、千種・中村・中・南保健センター環境薬務課へ。なお、その他の保健センターにおいても、窓口に来られた方からの相談を受け付けていますが、現場調査を行う場合などは、千種・中村・中・南保健センターに引き継ぐことがあります。
添付ファイル
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このページに関するお問い合わせ
健康福祉局 生活衛生部 環境薬務課 環境衛生担当
電話番号:052-972-2644 ファクス番号:052-972-4153
Eメール:a2644@kenkofukushi.city.nagoya.lg.jp
健康福祉局 生活衛生部 環境薬務課 環境衛生担当へのお問い合わせ

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 



