児玉学区(西区)の紹介
ページの概要:西区の児玉学区についてご紹介します。
0.670平方キロメートル
西区各学区の人口と世帯数については、下記ページからご覧いただけます。
西区各学区の生活環境指標については、下記ページからご覧いただけます。
名古屋城の北西部にあった児玉村が、大正10年(1921年)、名古屋市に編入され、西区児玉町となった。当時は田畑が一面に広がる田園地帯であった。
昭和15年(1940年)7月児玉小学校が創立され児玉学区が発足した。
大正時代、庶民の衣類の改革に伴いメリヤスの需要が増大し、児玉村に明治末期に創業したメリヤス工場に、新たな生産工場、これに関連した染色・縫製工場などが次々と建設され、名古屋有数のメリヤス産地に発展した。
学区内には名古屋市指定文化財に指定されている、旧志水家玄関車寄せや風信亭(ともに昭和48年(1973年)に指定)がある。旧志水家玄関車寄せは、元名古屋城三の丸、尾張藩の重臣志水甲斐守宅の門であったものを明治初年に移築したものである。また庭内にある風信亭は、江戸中期から名古屋城二の丸庭園にあったと伝わる茶室で明治2年(1869年)、庭園廃止に伴い、保存を念ずる大矢氏が買い受けた。
時は流れ、現在では、児玉学区は住宅地帯と変わり、静かな環境の中で、「心豊かでふれあいのある安心して暮らせるまち・こだま」を合言葉に、地域の方々が力を合わせて日々の活動に取り組んでいる。
各学区の活動、取り組みなどについて、活動内容や実施スケジュール、成果、課題などの点を紹介する「地域活動事例集」の中から、児玉学区の地域活動事例を紹介します。
(地域活動事例集は、地域で様々な活動に取り組まれている皆様の「他の地域の活動を参考にしたい」という声を受けて作成されたものです。地域活動の魅力向上や新たな活動に取り組む上でのきっかけとして、ぜひご活用ください。)
児玉学区地域活動事例
児玉学区の活動事例「春のふれあいまつり」について紹介しています。
西区各学区の地域活動事例については、下記ページからご覧いただけます。
児玉小学校の校舎3階に、学校と学区が共同で作り上げ、2006年(平成18年)にオープンした「郷土館」があります。
昭和時代の茶の間を再現したコーナーでは、子どもたちがゆったりくつろいでいます。また、学区民有志が展示してある昔の道具を使って子どもたちに昔の暮らしについて紹介する活動を行っています。
さらに「オマント」や「屋根神様」など学区の歴史的遺産も間近に見えるように展示してあります。子どもたちや学区民にとって「郷土館」は学区の歴史が詰まった宝物です。
一般公開もしております。見学ご希望の方は、児玉小学校(電話番号052-521-2228)までご連絡ください。
児玉学区、白山社の伝統行事であった「オマント」についてお知らせします。
「馬の塔」と書いて「オマント」といいます。これは昔、尾張・西三河地方の代表的な祭礼の一つで豊年、降雨祈願成就のお礼のために、標具と呼ばれる札や御幣を立て豪華な馬具を飾った馬を白山社に奉献する祭りをいいます。
その当時わずか50戸ぐらいの集落で、馬に飾る鞍や飾り道具が三組もありこの時代に三組の献馬が有った事は、いかに重要な行事で有ったかが分かります。
献馬の時には豊年歌が歌われたと言われており、その行事が現在秋の例大祭となり10月の第1土曜日に執り行われています。昔は、献馬と山車が出て若い衆がそれを引いて児玉じゅうを練り歩いたものだそうです。そのうち山車の方は傷みが激しく修理されずに廃止されました。オマントは昭和24年に本殿を改築した時に復活しました。しかし、馬を調達する事が難しくなり昭和33年を最後に中止となりました。平成18年児玉小学校に誕生した郷土館にオマントが展示されています。懐かしく思われる方は児玉小学校に連絡してご覧になって下さい。
白山社の創建は不詳ですが1700年代であるといわれています。児玉学区唯一の氏神様として氏子崇敬者が多く参詣される方が絶えません。(文中一部学区史「児玉」引用)
西区役所区政部地域力推進課地域の魅力の発信・観光推進担当
:052-523-4525
:052-522-5069
名古屋市西区役所 所在地、地図
開庁時間 月曜日から金曜日 午前8時45分から午後5時15分まで(休日・祝日・年末年始を除く)
(注)開庁時間が異なる組織、施設がありますのでご注意ください
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