名古屋教育水族館と龍宮門
東築地町24番地に設置した歴史案内板「名古屋教育水族館と龍宮門」について紹介するページです。
港区では、地域の歴史や文化に触れることができる機会を提供し、地域への愛着を育んでいただくとともに、地域の魅力向上を図るため、昔の街並みなどの写真を掲載した歴史案内板を設置しています。
歴史案内板「名古屋教育水族館と龍宮門」

名古屋教育水族館
明治43年、守口漬考案者の実業家山田才吉によって、現在の港区竜宮町付近に名古屋教育水族館がつくられました。水族館の敷地内には魚類だけでなく、クジャクやワニ、サルをはじめ、当時では珍しい水牛やアシカなど1,200種類の展示がありました。
水族館は年間15万人が訪れる人気スポットとなりましたが、大正元年の台風と高潮により倒壊してしまいました。才吉は大正9年、料理旅館「南陽館」のあった現在の東築地小学校付近に水族館を再建。新しい観光地として人気を集めました。
その後、名古屋港は貿易港として発展し、埋め立てが進み海水浴場が閉鎖されるなど水族館を取り巻く環境は大きく変化しました。その結果、名古屋教育水族館は存続が難しくなり、昭和10年に閉館となりました。
龍宮門
現在の竜宮町という地名は再建前の名古屋教育水族館にあった竜宮門が由来となりました。
再建後の名古屋教育水族館「龍宮門」(名古屋市市政資料館所蔵)

設置年月日
平成30年3月16日
設置場所
東築地小学校北側歩道上
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