建物の液状化対策
液状化現象とは
液状化現象とは、強い地震動によって、地盤が一時的に液体のようになる現象です。液状化現象により、地盤は建物を支える力を失い、建物が傾いたり沈下したりします。

一般的に液状化現象が発生しやすい場所としては、過去に川や沼地があった場所、砂丘間低地、盛土地、埋立地、湧水地などが考えられます。
液状化による木造住宅被害例

地盤が液状化すると、地盤の支持力の低下、噴砂、局部的な陥没などが起こります。その結果、建物の傾斜、局部破壊などを生じます。
- 基礎の破壊
- 建物と基礎との遊離
- 壁、柱、梁、屋根などの移動、傾斜、変形
- 内・外装材の落下
- 一階床の浮き沈みによる破壊
- ライフライン(水道、電気、ガスなど)の寸断
液状化の可能性を把握する
お住まいの土地や住もうと考えている土地について、液状化の可能性があるのかどうかを知ることが大切です。市内における液状化の可能性については、以下のリンクをご確認ください。
建物の液状化対策
液状化の可能性があると判断したら、対策を検討しておくことが大切です。具体的な対策については、専門家に確認して検討をしてください。
1.事前の対策
液状化の被害を少なくするための事前対策として、以下のような工法例があります。
既に使われている建物に対応する工法、これから新築する建物に対応する工法、どちらにも対応できる工法があります。

2.被害を受けた後での修復
液状化の被害を受けた建物を修復する工法としては、以下のような工法例があります。

上記以外にも液状化対策の方法はあります。具体的な工法等については、専門家に十分確認して検討してください。
専門家に相談する
- (公社)愛知建築士会
所在地 名古屋市中区栄二丁目10-19 名古屋商工会議所ビル9階
電話番号 052-201-2201 - (公社)愛知県建築士事務所協会
所在地 名古屋市中区錦一丁目18-24 いちご伏見ビル5階
電話番号 052-201-0500
このページに関するお問い合わせ
住宅都市局 市街地整備部 耐震化支援課 木造住宅耐震担当
電話番号:052-972-2921 ファクス番号:052-972-4179
Eメール:a2921@jutakutoshi.city.nagoya.lg.jp
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