ページの先頭です

ここから本文です

ソーセージから硬いものが出てきた!

ソーシャルメディアへのリンクは別ウインドウで開きます

このページを印刷する最終更新日:2018年6月8日

ページID:55440

ページの概要:ソーセージから出てきた異物の検査内容

ソーセージから硬いものが出てきた!

ソーセージから出てきた異物の写真

「ソーセージを食べていたら骨のような硬いものが出てきた。」という苦情が保健センターにあり、衛生研究所に持ち込まれました。
 長さ6mm、幅4mmほどの大きさで、弾力性はありませんでした(右写真)。

 異物を洗浄して実体顕微鏡で観察したところ、表面は平滑ではなく、白い部分と橙色の部分が混ざり合った物体のように見えました。次に、フーリエ変換赤外分光光度計という機械でこの異物の赤外吸収スペクトルを測定したところ、下のような結果が得られました。

 異物の赤外吸収スペクトルは豚の骨のスペクトルときわめて良く似ていました。このことから、原料の肉に骨の断片が混入してソーセージに入った可能性があると考えられました。

上は異物の赤外吸収スペクトル、下は豚の骨の赤外吸収スペクトル

このページの作成担当

健康福祉局衛生研究所食品部

電話番号

:052-737-3711

ファックス番号

:052-736-1102

電子メールアドレス

a7373711-04@kenkofukushi.city.nagoya.lg.jp

お問合せフォーム

お問合せフォーム

ページの先頭へ