結核に関するよくあるご質問 よくある質問
質問2.感染しても発病しない人もいると聞きましたが?
回答
結核にうつる(感染)ことと、結核になる(発病)ことでは全く意味が異なります。結核菌に感染しても、生涯を通じて約8割の人は発病しません。普通は、免疫の働きで、結核菌の増殖が抑えられるためです。ただ、発病しなかった人も菌を体に閉じ込めているままなので、免疫力が低下すると発病する場合があります。
結核菌の感染から発病まで

結核の感染と進展
ある200人の群が結核菌に暴露した後にたどる経過の1例
(四元秀毅、佐藤紘二:医療従事者のための結核の知識.医学書院、p11,2001より)
結核を発病しやすい人
免疫力が低下すると、結核を発病しやすくなります。
- 乳幼児と高齢者
- 過労や不規則な生活を送っている人、栄養不足の人
- 糖尿病、腎臓病などの基礎疾患をもっている人
- 胃潰瘍や胃切除手術を受けた人
- ステロイド剤や抗ガン剤を使用中の人
- HIVに感染している人
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