結核に関するよくあるご質問 よくある質問

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ページID1009590  更新日 2025年10月17日

質問2.感染しても発病しない人もいると聞きましたが?

回答

結核にうつる(感染)ことと、結核になる(発病)ことでは全く意味が異なります。結核菌に感染しても、生涯を通じて約8割の人は発病しません。普通は、免疫の働きで、結核菌の増殖が抑えられるためです。ただ、発病しなかった人も菌を体に閉じ込めているままなので、免疫力が低下すると発病する場合があります。

結核菌の感染から発病まで

画面:結核菌の感染から発病までの1例


結核の感染と進展
ある200人の群が結核菌に暴露した後にたどる経過の1例
(四元秀毅、佐藤紘二:医療従事者のための結核の知識.医学書院、p11,2001より)

結核を発病しやすい人

免疫力が低下すると、結核を発病しやすくなります。

  • 乳幼児と高齢者
  • 過労や不規則な生活を送っている人、栄養不足の人
  • 糖尿病、腎臓病などの基礎疾患をもっている人
  • 胃潰瘍や胃切除手術を受けた人
  • ステロイド剤や抗ガン剤を使用中の人
  • HIVに感染している人

このページに関するお問い合わせ

健康福祉局 健康部 感染症対策課 特定感染症等担当
電話番号:052-972-2633 ファクス番号:052-972-4203
Eメール:a2631-01@kenkofukushi.city.nagoya.lg.jp
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