カフェインの摂り過ぎに注意しましょう

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ページID1014974  更新日 2025年10月16日

食品中のカフェインについて

カフェインとは

カフェインはコーヒー豆、茶葉、カカオ豆、ガラナなどに天然に含まれている食品成分の一つです。カフェインを多く含む主な食品はコーヒー及び茶類、清涼飲料水の「エナジードリンク」や眠気覚まし用のドリンクなどがあります。
また、医薬品として処方されるほか、厚生労働省の既存添加物名簿に掲載され、コーラなどの清涼飲料水などに苦味料として使用することが認められています。

イラスト:カフェインが含まれる食品

身体に対する影響

カフェインには、適量摂取することにより頭が冴え眠気を覚ます効果があります。
一方、過剰に摂取した場合の一般的な急性作用として、めまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠症、下痢、吐き気をもたらすこともあります。
カフェインに対する感受性は個人差が大きいため、健康に及ぼす影響を正確に評価することは難しく、一日摂取許容量(注)は設定されていませんが、一部の国や国際機関では、カフェインの安全な推奨摂取量等について情報提供を行っています。例えば、カナダ保健省では健康な成人の一日の摂取量として、400mg未満を推奨しています。

(注)一日摂取許容量(ADI)とは、食品添加物や農薬などのように、意図的に食品に使用される物質について、一生涯毎日摂取しても健康への悪影響がないとされる一日あたりの摂取量のことです。

カフェインを摂取する上で注意すること

自分のカフェイン摂取量を把握する

まず、自分がカフェインをどれくらい摂取しているかを把握することが大切です。中学生や高校生等の子どもの場合は、まわりの大人が気を配ることが必要です。自分自身や子どもの摂取量を把握し、過剰摂取にならないように注意してください。
市販のコーヒーやエナジードリンクを飲む際には、成分表示等を見てカフェイン量を確認してください。その際、表示の多くが100mlあたりの濃度で記載されているので、缶や瓶1本あたりに換算してください。

アルコールとカフェインを一緒に摂らない

アルコールとカフェイン入りのエナジードリンクを一緒に飲むと、アルコールの酔いをカフェインによる興奮作用が覆い隠してしまい、お酒を飲みすぎる可能性があります。
また、カフェインとアルコールにはどちらにも利尿作用があり、気がつかないうちに脱水状態になってしまう可能性があります。

妊娠中の方や子どもは摂取を控える

製品に記載されている表示等をよく確認の上、子ども、妊婦、授乳中の方、カフェインに敏感な方などは飲用を控えましょう。

消費者啓発用ポスター

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このページに関するお問い合わせ

健康福祉局 生活衛生部 食品衛生課 食の安全対策担当
電話番号:052-972-2648 ファクス番号:052-955-6225
Eメール:a2648@kenkofukushi.city.nagoya.lg.jp
健康福祉局 生活衛生部 食品衛生課 食の安全対策担当へのお問い合わせ