第1回専門家会の内容(弥富相生山線)
第1回専門家会の議事内容は以下のとおりです。
- 自然環境に配慮した道路整備について
- 現況調査結果について
専門家(インスペクター)からは、弥富相生山線を整備するにあたっての考え方や、環境に関する留意点について、率直な意見を述べていただきました。
事業概要
弥富相生山線と相生山緑地の計画を説明しました。
自然環境調査結果
植物は・・・
注目すべき種としては、ヒメカンアオイ、コバノミツバツツジ、マンリョウ、シュンラン、ジガバチソウが確認されています。いずれの種も相生山緑地内の広範囲で確認されていますが、このうち、マンリョウとシュンランは計画路線上でも確認されています。
動物は・・・
注目すべき種としては、ヒメタイコウチ、ヒメボタル、ミカワオサムシ、タマムシ、チョウトンボといった昆虫が確認されています。このうち、ヒメボタルは計画路線周辺で確認されています。

専門家(インスペクター)からの意見
生態系
- 相生山緑地全体にどんな影響が及ぶのかを考えるべき。
- 動物の生息域、植物の生息域が分断される影響が大きい。
静けさ
オアシスの森を歩いていて、近くに道路があることを感じさせない騒音対策を。
ヒメボタル
- 乾燥化すれば餌となるオカチョウジガイの生息環境が悪化する。
- 車のヘッドライトの影響が大きい。
地質
土が悪く脆弱なので、植生は回復しにくい。
道路
- どんな道路が必要かを、これまでの規格にとらわれずに考えるべき。
- 道路ができればどれぐらい所要時間が変化するのかを把握すべき。
- 歩道はいらないのでは。
- 道路の構造に対する住民の意識はどうなのか。
水系
沢筋が変わると、影響が大きい。

このページに関するお問い合わせ
緑政土木局 道路部 道路建設課 道路調査担当
電話番号:052-972-2863 ファクス番号:052-972-4168
Eメール:web-dorokensetsu@ryokuseidoboku.city.nagoya.lg.jp
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