戸田のからくり人形
一之割(八幡社) 蓮台倒立








上山の大小3体の唐子と采振りとで構成されている。
親唐子が蓮台の上に立ち、子唐子2体が臼をひく仕草をすると同時に蓮台がせり上がり、親唐子が片手で逆立ちをし、優雅な微笑を浮かべながら鐘を打つ演技をする。
臼を引く時,蓮台を360度回転する事ができるのは、全国でも数少なく貴重なからくり人形である。
粉引きの単純な作業を子供にさせるため、親が逆立ちをし子供を楽しませていると言われている。
二之割(天満宮) 越後獅子







親唐子と子唐子と采振りで構成されている。
頭に獅子頭をのせ、胸に太鼓を、両手にバチをもつ親唐子の右肩に子唐子がのり、逆立ちしながら鈴を振る。
互いに見合わす満面の笑顔がいかにも楽しい。
三之割(鈴宮社) 文字書き







文字を書く唐子と蓮台を廻す唐子2体と采振りで構成されている。
有松、津島にあるのと同じ文字書きからくりである。
山車の天井近くと、山車底との連係プレ-で、紙の上に「無から有」を生じさせる人形の技に、観衆はかたずをのむ。英字を書けるのも自慢である。
四之割(白山社) 唐子遊び







親唐子と子唐子と采振りで構成されている。
親唐子の肩に乗って太鼓を叩いていた子唐子が、木から吊り下がっている紐を左手でつかむと、右手で太鼓をたたき親唐子から離れ、宙吊りの姿で可愛い頭を左右にふる。
これは木製時計脱進装置をつけたもので、現代に通ずる柱時計の技術を江戸時代の人形師がすでに持っていたという貴重なからくり人形である。
五之割(神明社) 綾わたり




綾わたり人形と采振りで構成されている。
綾をわたる人形の様子が比較的小型の山車のため、間近に見る事ができる。
生きている様に、宙を繰り返し飛んでいる様は、緊張感があり、見る者を引き付け目が離せない。
最後に巻物を引き出し披露する。
このページは、戸田まつり保存会(会長 鬼頭 久雄氏)の協力を得て作成しました。
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