みんなで使おう!やさしい日本語

港区は、近年外国人住民が増加しています。
外国人と接する機会が増えた人や、近所に外国人が引っ越してきた人もいると思います。
外国人とコミュニケーションをとるときに、うまく話が通じず困ったことはありませんか?
そんな時は「やさしい日本語」を使ってみましょう!
「やさしい日本語」は、難しい言葉を言い換えるなど、相手に配慮したわかりやすい日本語のことです。
外国人と話すときのポイント
日本語で話す

日本で暮らしている外国人には、英語より日本語のほうが得意な人が多いです。
まずは、日本語で話してみましょう。
相手が理解しているか確認する

日本語で話すとき、相手が話を理解しているか気をつけましょう。
「わからないところはありましたか?」などと、相手に確認することも有効です。
相手が理解していないようであれば、身振り手振りを交える、言い換えをする、具体例を挙げるなどの工夫をしてみましょう。
短く話す

日本語で話すとき、1文1文を短くし、
文の終わりをはっきりと話してみましょう。
例
よくない例:天気予報だと明日の午前中は晴れですが、午後から雨なので、気をつけてください。
よい例:天気予報だと明日の午前中は晴れです。でも、午後からは雨です。気をつけてください。
「やさしい日本語」のポイント
簡単な単語を使う

外国人にとって、以下のような単語は難しく感じます。
なるべく簡単な単語を使いましょう。
- 漢語は和語に
 「登校する」を「学校に行く」にする。
 「記入する」を「書く」にする。
- カタカナ語は和語に
 「キャンセルする」を「やめる」にする。
 「レンタルする」を「借りる」にする。
- 擬音語や擬態語は使わない
 「バタバタする」は使わない。
 「ドンドンと叩く」は使わない。
簡潔な言い方をする

外国人にとって、以下のような表現は難しく感じます。
なるべく簡潔な言い方をしましょう。
- 尊敬語・謙譲語は普通語(丁寧語)に
 「お召し上がりください」を「食べてください」にする。
 「参ります」を「行きます」にする。
- 二重否定文は肯定文に
 「○○以外は必要ありません」を「○○が必要です」にする。
 「○○がないわけではない」を「○○があります」にする。
- あいまいな表現は明確な表現に
 「結構です」を「良いです・要りません」にする。
 「ご遠慮ください」を「やめてください」にする。
まとめ
「やさしい日本語」に正解はありません。相手にとって何が「やさしい」のか気づかいながら、コミュニケーションをとるようにしてください。
やさしい日本語についてもっと知りたいときは以下のリンクを見てください。
「やさしい日本語」が役立つシーン
災害時に

災害情報や避難情報を伝えるときに、「やさしい日本語」を使ってみましょう。
例えば、「避難してください」よりも「逃げてください」のほうが、適切な行動がとれる可能性が高くなります。
子育て中に

保育所や子育てサロンなどで外国人の親と話をするときに「やさしい日本語」を使ってみましょう。
仲良くなれたり、よりよい情報交換ができたりするかもしれません。
AI翻訳について

最近、スマートフォンを活用した音声翻訳アプリなどのサービスが普及しつつあります。やさしい日本語の活用や外国語に翻訳されたパンフレットの利用などと組み合わせつつ、活用を考えてみてください。
ダウンロード
外国人に日本語の学習を 勧めるときにご活用ください。
- 
使おう!日本語 生活をするとき
 生活をするときや困ったときに日本語が役に立つ場面や、日本語の勉強のしかたが書いてあります。
- 
使おう!日本語 子どもを育てるときなど
 子どもを育てるときに日本語が役に立つ場面や、日本語の勉強のしかたが書いてあります。
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
このページに関するお問い合わせ
港区役所 区政部 地域力推進課 地域力推進担当
電話番号:052-654-9621 ファクス番号:052-651-6179
Eメール:a6549621@minato.city.nagoya.lg.jp
港区役所 区政部 地域力推進課 地域力推進担当へのお問い合わせ

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 



