堀川の浄化について

Xでポスト
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページID1034022  更新日 2026年6月24日

グラフ:BODの変遷

堀川の水質は、戦後の復興・発展とともに年々悪化し、川底から発生する硫化水素などの悪臭公害は目に余るものとなり、昭和41年にはBOD(生物化学的酸素要求量)が54.8ミリグラム/リットルと汚濁のピークをむかえ「死せる川」とまで言われました。この対策としてヘドロの除去、下水道整備、水面清掃などが実施され、昭和40年代後半になると急速に浄化が進みました。


写真:ヘドロの除去とエアレーション

平成6年度には、河川環境整備事業(河川浄化)により、堆積しているヘドロの除去に着手しました。地下鉄工事に伴う湧水の放流(平成10年から13年)が停止された平成13年からは、自己水源を持たない堀川上流部の枯渇対策として庄内川からの暫定導水を開始しました。平成16年には、健全な水環境系を構築し、生物生息環境の確保と人と自然の豊かな触れ合い活動の場の確保を目的に、「堀川水環境改善緊急行動計画(清流ルネッサンス2)」を策定し、この計画に基づきエアレーション施設によるDO(溶存酸素量)の改善、新規水源の確保、河道内のゴミ除去、合流式下水道の改善などを進めてきました。近年は、BODやDOの環境基準は達成されていますが、より高い目標を掲げた環境目標値の達成に向けて、平成22年10月に策定した「堀川圏域河川整備計画」や令和6年3月に策定した「堀川の今後の浄化施策の方向性」に基づき、河川環境の改善に取り組んでいます。

水量の確保

写真:堀川浄化の社会実験

堀川は、自己水源がないため、良好な水環境の形成に向けて、庄内川からの暫定度水や地下水の活用などを実施しています。

エアレーション施設

写真:エアレーション施設

水中の酸素量を増やすことを目的にエアレーション施設を設置しています。

ごみキャッチャー

写真:ごみキャッチャー

堀川に浮かぶごみを潮の満ち引きを利用して自動的に除去する施設「ごみキャッチャー」を設置しています。

瀬・淵の形成

写真:瀬淵

河道内に木杭や置石を設置することで、単調な流れに変化をつけ、植物の成長を促しながら川の自浄機能の向上を図ります。

植生による栄養塩除去

写真:ヨシの植生

河道内にヨシなどを植えることで、水中の窒素やリンなどの栄養塩の除去が期待できるほか、生物の生息の場や良好な自然的景観を作り出しています。

堀川浄化の社会実験(平成19年から5年間)

写真:堀川浄化の社会実験

平成19年から5年間の社会実験として、木曽川から清浄な水を名古屋市上下水道施設等を利用して堀川に導水し、堀川の水質浄化効果を検証を行いました。なお、水質調査や効果確認は、市民により結成された「堀川1000人調査隊」と連携して行いました。

堀川再生の推進に関する検討会

堀川や新堀川のより一層の水質改善を進めるため、堀川圏域(堀川、新堀川)の浄化策の方向性を検討する「堀川再生の推進に関する検討会」を設置しました。

木曽川水系連絡導水路意見交換会

大規模断水などの水供給に影響を及ぼす事象や水災害といった諸課題への対応や堀川への恒久的な導水を進めていくため、令和5年2月28日に木曽川水系連絡導水路の新用途について国土交通省中部地方整備局へ提案しました。

木曽川水系連絡導水路事業に関する提案について学識者等及び市民の皆さまの意見をお伺いするため、意見交換会を開催しました。

開催概要

1 開催日時

令和5年5月13日(土曜日) 午後2時30分から午後5時まで

2 開催場所

中区役所ホール(名古屋市中区栄四丁目1番8号)

3 内容

名古屋市による概要説明、学識者等による意見発表、一般参加者からの意見聴取を行いました。

なお、当日の資料などについては、以下の名古屋市上下水道局のホームページでご確認いただけます。

このページに関するお問い合わせ

緑政土木局 河川部 河川計画課 堀川総合整備担当
電話番号:052-972-2823 ファクス番号:052-972-4193
Eメール:a2881@ryokuseidoboku.city.nagoya.lg.jp
緑政土木局 河川部 河川計画課 堀川総合整備担当へのお問い合わせ