本地丘小学校・森孝東小学校・森孝西小学校の統合に関する説明・意見交換会 令和2年1月22日・26日・29日・2月1日
説明・意見交換会の開催結果
令和2年1月22日、26日、29日及び2月1日に実施した「説明・意見交換会」の開催結果をお伝えします。
参加者
- 令和2年1月22日水曜日 58人(保護者33人、地域住民25人)
- 令和2年1月26日日曜日 45人(保護者23人、地域住民22人)
- 令和2年1月29日水曜日 40人(保護者22人、地域住民18人)
- 令和2年2月1日土曜日 47人(保護者38人、地域住民9人)
当日配布資料
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森孝中ブロックにおける小学校の統合に関する説明・意見交換会 (PDF 342.4 KB)
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なごや小学校の「学校統合に関するアンケート」の実施結果 (PDF 156.0 KB)
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ナゴヤ子どもいきいき学校づくり計画概要版 (PDF 578.4 KB)
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子どもたちがいきいきと輝く学校を目指して(小冊子) (PDF 2.0 MB)
説明の概要
統合(案)として、森孝中学校の場所で、本地丘小学校、森孝東小学校、森孝西小学校と統合し、森孝中学校と併設をします。選定理由は次のとおりです。
- 森孝中学校ブロックの小学校は全て小規模校であり、本地丘小学校と森孝東小学校の統合では12学級以上とならず、また、森孝西小学校も今後、小規模校が解消される見込みがありません。
- 森孝中学校の場所が、森孝中ブロックのほぼ中央に位置しており、通学距離が概ね2キロメートル以内となります。
主なご意見等
令和2年1月22日水曜日
- クラス替えができないとどういう弊害があるのか。
- 統合は決定なのか。また、どれくらいの期間で実施するのか。
- 通学距離が長くなると心配である。
- 3小1中が一緒になることで学校敷地の広さは大丈夫なのか。
- チャイムの問題など、小中併設した場合にどのように学校を運営していくのか。
- 跡地となる学校について、過去の事例ではどのような活用がされているか。
- 周辺市町村との学校選択制は考えないのか。
令和2年1月26日日曜日
- 通学路の安全対策はどのように考えているか。通学距離が長くなるので車での送迎ができるようにならないか。
- 小中併設ではどのような学校生活になるのか。
- 今後のスケジュールについて知りたい。
- トワイライトや学童保育はどうなるのか。
- 本地丘小の自然林はすばらしいので、それも踏まえて跡地活用を考えてほしい。
- 跡地が防災訓練などで引き続き使えるのか、知りたい。
令和2年1月29日水曜日
- 少人数の方がきめ細やかな指導ができ、子どものためになるのではないか。
- 統合の具体的なスケジュール感を知りたい。何年ぐらいで統合するのか。工事期間中、中学生はどのように過ごすのかも併せて知りたい。
- 森孝中学校で小と中が一緒になると運動場が狭くなるのではないか。校舎は建て替えるのか、改修するのか。
- 小と中が一緒になった場合、どのような影響が考えられるか。
- 森孝西小では体育館や運動場を地域が利用しているが、統合後も引き続き利用できるか。跡地の利用計画について知りたい。
- トワイライトも中学校で行われるのか。
令和2年2月1日土曜日
- 中学校の場所に小学校を併設するとなると、敷地面積が狭く現実的ではないのではないか。森孝東小の場所で3小統合したほうがいいのではないか。
- 通学距離はどのように計測したのか。通学安全への配慮について知りたい。
- どのような校舎になるのか具体的な整備内容が知りたい。
- スケジュールについて知りたい。
- 笹島小中の保護者や子ども達の意見を知りたい。
教育委員会の考え方
令和2年1月22日水曜日
- 小規模校には、学校行事で活動の場を与えやすい、一人ひとりの子どもにきめの細かい指導がしやすいといったよさがありますが、その一方で、クラス替えができないことにより人間関係の固定化が生じやすい、体育の球技などの集団学習、班活動やグループ分けなどに制約が生じる、また、指導上課題がある子どもの問題行動にクラス全体が影響を受けやすくなるといった課題などがあります。
- スケジュールは、小中併設の整備手法等の内容が決まった段階(ステップ3)でお示ししたいと考えていますが、小学校3校を統合したなごや小では、検討開始から新しい校舎で子どもたちが一緒に生活を始めるまでに6年ほどかかりました。笹島小中学校は、中学校の場所で小学校2校の統合校と中学校を併設整備していますが、開校までに6年ほどかかっています。
- 通学に関し、統合により開校したなごや小では、子どもを守るために地域の方の協力で交通指導が行われています。今後、新しい学校づくりに向けた協議を行う段階で、保護者・地域の皆さまとともに検討したいと考えています。
- 統合(案)では、現在の森孝中の敷地を最大限活用し、効果的な空間利用を含めた整備手法を検討したいと考えています。このため、現在の校舎、体育館、格技場を含めた大きな整備工事が必要と考えています。
- 3つの小学校と森孝中の併設による小・中学校において、どのような学校運営・PTA活動等を行っていくのかについては、3つの小学校・森孝中や保護者の皆さまとともにステップ5 (新しい学校づくり)において具体的に検討していきますが、小中併設のよさが発揮されるような学校づくりをしていきたいと考えています。
- これまでの学校跡地はインターナショナルスクール、私立中学校等となっています。
- 教育施策については、市町村ごとの考え方に基づき、運営予算や校舎整備、教職員の配置等が行われていることもあり、現時点で市外の学校との連携については想定しておりませんが、今後の参考とさせていただきます。
令和2年1月26日日曜日
- 統合により通学距離が長くなり、通学路もこれまでとは異なることになりますので、子どもたちへの負担に配慮することや、安全面での対策を講じることは大変重要であると考えています。通学路上の交通安全の確保については、学校での安全指導はもとより、警察・土木事務所など関係行政機関との連携や、家庭(保護者)・地域の協力もいただきながら取り組みたいと考えています。
- 3つの小学校と森孝中の併設による小・中学校において、どのような学校運営を行っていくのかについては、3つの小学校・森孝中や保護者の皆さまとともにステップ5において具体的に検討していきますが、小中併設のよさが発揮されるような学校づくりをしていきたいと考えています。
- スケジュールは、小中併設の整備手法等の内容が決まった段階(ステップ3)でお示ししたいと考えています。笹島小中学校は、中学校の場所で小学校2校の統合校と中学校を併設整備していますが、開校までに6年ほどかかっています。
- トワイライトは、小学校内を実施場所としていますので、現在3つの小学校それぞれで実施されているトワイライトは、統合校で実施されることになります。
- 統合により使用しなくなる校地や校舎は、防災拠点等、地域の防災機能に配慮しながら、余剰となる資産の有効活用を全市的な視点で検討します。
令和2年1月29日水曜日
- 小学校では、子どもたちが集団の中で多様な考え方に触れ、認め合い、協力し合い、切磋琢磨することが大切であると考えており、その教育効果を上げるためには、一定の学校規模が必要と考えています。
- スケジュールは、小中併設の整備手法等の内容が決まった段階(ステップ3)でお示ししたいと考えていますが、小学校3校を統合したなごや小では、検討開始から新しい校舎で子どもたちが一緒に生活を始めるまでに6年ほど、笹島小中学校は、中学校の場所で小学校2校の統合校と中学校を併設整備していますが、開校までに6年ほどかかっています。整備工事については、子どもたちの安全確保を第一に考えるとともに、中学生の学校生活への負担ができる限り少なくなるよう配慮しながら検討したいと考えています。
- 統合(案)では、現在の森孝中の敷地を最大限活用し、効果的な空間利用を含めた整備手法を検討したいと考えています。このため、現在の校舎、体育館、格技場を含めた大きな整備工事が必要だと考えています。
- 3つの小学校と森孝中の併設による小・中学校において、どのような学校運営を行っていくのかについては、3つの小学校・森孝中の教職員や保護者の皆さまとともにステップ5において具体的に検討していきますが、小中併設の良さが発揮されるような学校づくりをしていきたいと考えています。
- 統合により使用しなくなる校地や校舎は、防災拠点等、地域の防災機能に配慮しながら、余剰となる資産の有効活用を全市的な視点で検討します。跡地となった旧施設の管理を含め、地域の皆さまのお声も伺いながら、検討したいと考えています。
- トワイライトは小学校内を実施場所としていますので、統合により現在3つの小学校それぞれで実施されているトワイライトは、統合校で実施されることになります。
令和2年2月1日土曜日
- 森孝中の場所での統合を選定した理由は、1 森孝中ブロックの小学校が全て小規模校であり、森孝東小と本地丘小の統合では12学級以上とならないこと、また森孝西小も今後、小規模校が解消される見込みがないこと。2 3つの小学校の統合を検討する上で、森孝中の場所が森孝中ブロックのほぼ中央に位置しており、徒歩を基本とする通学距離が、教育委員会が目安とする概ね2km以内となることです。なお、森孝東小での統合を仮定した場合には、森孝西学区の最も遠い地点からの通学距離は2.2kmとなります。
- 通学距離については地図ソフトを用いて測りました。通学路上の交通安全の確保については、学校での安全指導はもとより、警察・土木事務所など関係行政機関との連携や、家庭(保護者)・地域の協力もいただきながら取り組みたいと考えています。
- 現在の森孝中の校地の中で、施設の配置や整備を工夫しながら、小学校と中学校を併設することによるよさが発揮される学校となるよう検討していきたいと考えています。どのような校舎配置とするのか、体育館や音楽室などの特別教室の利用形態をどうするのかについては、これから検討した上で、皆さまにお示ししたいと考えています。
- スケジュールは、小中併設の整備手法等の内容が決まった段階(ステップ3)でお示ししたいと考えていますが、小学校3校を統合したなごや小では、検討開始から新しい校舎で子どもたちが一緒に生活を始めるまでに6年ほどかかりました。笹島小中学校は、中学校の場所で小学校2校の統合校と中学校を併設整備していますが、開校までに6年ほどかかっています。
- 笹島小中学校を始め小中併設における学校運営についてさらに詳しく知っていただけるような情報提供のあり方は、今後検討したいと考えています。
アンケートでの主な意見・質問
令和2年1月22日水曜日
- 人間関係がリセットされるし、統合自体は賛成。
- 合併がしかたないのはなんとなく分かるが、中学校まで一緒にする必要性の説明がない。
- もうすこし具体的なビジョンが知りたかった。
- 学校の設備はどうなるのか。小学生と中学生は別の校舎になるのか。
- 笹島小中学校の事例がもっと知りたかった。
- もう少し詳細な資料を貰えると検討できる。
- 中学校にも給食を出してほしい。
- 森孝中ブロックの小学校における、現状の課題は何なのか。
- 小規模であれば先生方も全校児童の名前や顔も覚えていてくれて、保護者との関係も良好である。
- 統合したら、交通量の多い国道が主な通学路になるので、可能な限り歩道の拡大をしてほしい。
令和2年1月26日日曜日
- 子どもに統合の話をしたところ、もっと早く(在校している間に)統合してほしかったと言っていた。
- 大事な未来の子どもたちを守ることに、もっと大人がどのようにしたらよいかも考えるべきだと思う。
- 人間関係(いじめ等)も含め、多様なことが低年齢化されてきている時代にあって、上の学年とどのように関わっていくのか。
- 小規模から適正規模になるメリット・集団生活の良さは分かった。
- 本地丘小の優れたところを伸ばすために、統合すべきではない。
- 小中併設の不安として、いじめ等が進むのではないか。
令和2年1月29日水曜日
- 教育環境が良くなるのであればよいと思う。新しい建物や教材により学習できるようになるのであれば、勉強への意欲も向上する。学習環境がよければ、人も集まる。
- 少子化が進んでいる以上、老朽化問題も含め統合することには賛成だが、新築するのであれば、魅力ある学校づくりをしてほしい。
- 小学校の児童と中学校の生徒が一緒に過ごすことになるので心配(いじめ等)。
- PTA活動は、統合したことによりどのような変化があったのか知りたい。
- 子どもが増える町づくりはしないのか。マンションをたてるなど、家族が住める場所を作るなど。
- 校舎の設計は誰が中心になるのか。せっかく3校が一緒になるので、各小学校の代表者(児童3名から5名)が集まって、ほしいもの、こうやりたいなどのアイデアを形にしてはどうか。
- 特別支援学級の設置は引き続きあるのか。
令和2年2月1日土曜日
- 少人数学級は子どもに息苦しさを与える。固定したメンバーで逃げ場がない。たまたま集まった同学年の中に必ず気の合う人がいるとは限らない。
- 統合は大賛成。すぐにでも前に進めていただきたいと思う。
- 施設やグラウンドの共有に伴う不便さ、狭さの課題は、知恵を出し合って解決策を考えていけばいい。まずは、「決めて」進めていくべき。
- 自分の子どもが小さいので、低学年時に小学校が移転してしまうと、通学にとても心配である。
- 小学生と中学生が一緒にいることのリスクもあるのではないか。
- 統合については特に反対はないが、歴史的経緯を踏まえて、森孝西小を天子田小に統合(大森中・森孝中も併せて検討)するということはないのか。
- 時間をかけ意見の取りまとめをしないといけない問題ではないか。
- 森孝中学校の横に住んでいる。改修工事等で騒音、ほこり等が心配。
- 小中併設するという方向で進むのならば、実際に見学をして、子どもたちの生活の様子を知りたい。
- 通学路が狭いので、その部分だけ安全に対する配慮をしてもらえば、後は賛成である。
開催結果だより等
「森孝東小学校の統合に関する説明・意見交換会」の開催結果
「本地丘小学校の統合に関する説明・意見交換会」の開催結果
「森孝西小学校の統合に関する説明・意見交換会」の開催結果
「森孝中学校における小学校の統合に関する説明・意見交換会」の開催結果
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「森孝中学校における小学校の統合に関する説明・意見交換会」の開催結果だより (PDF 127.8 KB)
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「森孝中学校における小学校の統合に関する説明・意見交換会」の開催結果 (PDF 220.7 KB)
本地丘小学校・森孝東小学校・森孝西小学校の統合に関する説明・意見交換会の開催について(注)説明・意見交換会は終了しました。
現在、教育委員会では、それぞれ小規模校である本地丘小学校、森孝東小学校、森孝西小学校を統合し、森孝中学校の場所で小学校・中学校を併設・整備する構想について、検討を行っております。
今回の取り組みについて、保護者の皆様、学区の皆様を対象とした説明・意見交換会を次のとおり開催いたしますので、ご参加いただきますようお願いします。
開催日時・会場
すべての日程ともに同じ内容です。ご都合の良い日程でご参加ください。
- (注意)会場は駐車場がありません。ご了承ください。
- (注意)スリッパをご持参ください。また、会場は冷えますので、温かい服装でお越しください。
| 日時 | 会場 | 備考 |
|---|---|---|
| 令和2年1月22日 水曜日 午後7時から1時間程度 |
森孝東小学校 体育館 |
正門(東)からお入りください。 |
| 令和2年1月26日 日曜日 午前10時から1時間程度 |
本地丘小学校 体育館 |
正門(東)からお入りください。 |
| 令和2年1月29日 水曜日 午後7時から1時間程度 |
森孝西小学校 体育館 |
通用門(3ヶ所)からお入りください。 |
| 令和2年2月1日 土曜日 午前10時から1時間程度 |
森孝中学校 体育館 |
正門(北)からお入りください。 |
対象
森孝中学校ブロック(本地丘小学校、森孝東小学校、森孝西小学校、森孝中学校)の保護者及び各学区にお住まいの皆様(お子様をお連れの方も参加可能です。)
(注意)森孝中学校ブロック以外にお住まいの方のご参加はご遠慮ください。
内容
- 森孝中学校ブロックの小学校・中学校の現状、統合に関する考え方の説明
- 10人程度のグループに分かれての意見交換
その他
- 事前のお申し込みは不要です。
- 当日の資料は、後日掲載する予定です。
チラシ
統合に関する説明・意見交換会の開催について
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本地丘小学校の統合に関する説明・意見交換会の開催について (PDF 135.9 KB)
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森孝東小学校の統合に関する説明・意見交換会の開催について (PDF 135.9 KB)
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森孝西小学校の統合に関する説明・意見交換会の開催について (PDF 135.8 KB)
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森孝中学校における小学校の統合に関する説明・意見交換会の開催について (PDF 136.2 KB)
関連リンク
- ナゴヤ子どもいきいき学校づくり計画
-
公立小学校・中学校の適正規模・適正配置等に関する手引の策定について(通知)(平成27年1月)文部科学省(外部リンク)
- 名古屋市子どもいきいき学校づくり推進審議会の概要
- 野跡小における取り組み(稲永小との統合に向けた取り組み)
- 高坂小における取り組み(しまだ小との統合に向けた取り組み)
- 御園小学校と名城小学校の統合に向けた取り組み
- 学校跡地の活用状況
- 名古屋市学校施設リフレッシュプラン
- 市立小・中学校の通学区域一覧
- 教育調査統計
- 毎月1日現在の世帯数と人口(学区別)
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このページに関するお問い合わせ
教育委員会事務局 総務部 教育環境整備課 子どもいきいき学校づくり担当
電話番号:052-972-3282、052-972-4091、052-972-4092 ファクス番号:052-972-4176
Eメール:a3282@kyoiku.city.nagoya.lg.jp
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