特別支援学級・通級指導教室の教育
特別支援学級の教育
名古屋市立の小中学校の特別支援学級では、障害の種類や状態によって、通常の学級においては学習の成果を十分に上げることが難しいと思われる児童生徒を対象として、一人一人の実態に応じて、きめ細かく指導します。
弱視特別支援学級
拡大鏡等の使用によっても通常の文字、図形等の視覚による認識が困難な児童生徒を対象に、各教科の内容に加えて視知覚や視機能の向上を図る学習や視覚補助具の活用方法を学習するなど、個々に特別な指導をします。
難聴特別支援学級
補聴器等の使用によっても通常の話声を解することが困難な児童生徒を対象に、各教科の内容に加えて聴覚活用に関する指導や音声の受容と表出に関する指導などをします。
肢体不自由特別支援学級
補装具によっても歩行や筆記等日常生活における基本的な動作に軽度の困難のある児童生徒を対象に、各教科の内容に加えて健康状態、姿勢や運動・動作、保有する感覚の活用を図る指導などをします。
知的障害特別支援学級
知的発達の遅滞があり、他人との意思疎通に軽度の困難があり日常生活を営むのに一部援助が必要で、社会生活への適応が困難な児童生徒のために、具体的な生活経験や個別の課題に応じた学習を取り入れ指導します。
自閉症・情緒障害特別支援学級
基本的には通常の学級と同じ教科等を学習します。加えて、自閉症などで他人との意思疎通や対人関係の形成が困難である児童生徒には、他者とのかかわり方や生活に必要なルールなどに関する指導をします。また、情緒障害のある児童生徒には、心理的安定や集団参加に関する指導をします。
病弱・身体虚弱特別支援学級
慢性の疾患等の状態が、継続して医療や生活規制を必要とする児童生徒に対して、小中学校の各教科等の指導を、体調を考慮しながら行います。病院内学級は、病院内に設置されている学級で、入院している児童の病状に応じて指導をします。
通級指導教室の教育
通級指導教室では、小中学校の通常の学級に在籍している児童生徒に対して、各教科の指導を通常の学級で行いながら、障害の状態等に応じた特別の指導を行います。指導の形態として、自校通級、巡回指導、他校通級があります。
名古屋の特別支援教育(リーフレット)

名古屋市内に設置されている特別支援学校、特別支援学級、通級指導教室を紹介するリーフレットです。
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令和7年度 名古屋の特別支援教育(日本語版) (PDF 2.6 MB)
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令和7年度 名古屋の特別支援教育(英語版) (PDF 939.6 KB)
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令和7年度 名古屋の特別支援教育(ポルトガル語版) (PDF 4.7 MB)
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令和7年度 名古屋の特別支援教育(フィリピノ語版) (PDF 944.0 KB)
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令和7年度 名古屋の特別支援教育(中国語版) (PDF 961.6 KB)
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令和7年度 名古屋の特別支援教育(韓国語版) (PDF 1.5 MB)
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このページに関するお問い合わせ
教育委員会事務局 教育支援部 特別支援教育課 特別支援教育担当
電話番号:052-972-3233 ファクス番号:052-972-4177
Eメール:a3236@kyoiku.city.nagoya.lg.jp
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