日本遺産「江戸時代の情緒に触れる絞りの産地 藍染が風にゆれる町 有松」
日本遺産の認定
令和元年5月20日に、有松の文化・伝統を語るストーリー「江戸時代の情緒に触れる絞りの産地-藍染が風にゆれる町 有松-」が、名古屋市として初めて日本遺産に認定されました。愛知県内で地域型として認定されたのも初めての事例となります。

日本遺産とは
地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」に認定するとともに、ストーリーを語る上で不可欠な魅力ある有形・無形の文化財群を地域が主体となって総合的に整備・活用し、国内外に戦略的に発信することにより、地域の活性化を図るものです。
文化庁は、令和2年(2020年)の東京オリンピック・パラリンピックまでに100件程度認定していく予定です。
ストーリーは、単一の市町村内で完結する「地域型」と複数の市町村にまたがって展開する「シリアル型」の2タイプに分類して認定されます。
日本遺産に関することは以下のリンクをご確認ください。
ストーリーのタイトル
「江戸時代の情緒に触れる絞りの産地-藍染が風にゆれる町 有松-」
ストーリーの概要
どこまでも広がる藍色の空の下、藍で染められた絞り暖簾が風にゆれる古い商家の落ち着いた佇まい。絞りの町「有松」には、江戸時代の浮世絵さながらの景観が今も静かに広がっています。
「ほしいもの 有松染めよ 人の身の あぶら絞りし 金にかえても」
この歌を詠んだ『東海道中膝栗毛』の主人公の弥次さんは、絞りの素晴らしさに魅せられて手拭いを買いました。旅のお土産として、世界に知られている有松の絞りはいかがですか。
四百年の歴史を持つ有松の江戸文化は、今も多くの人々を魅了しています。

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