ユネスコ・デザイン都市なごや
名古屋市は「ユネスコ創造都市ネットワーク」に加盟しています
名古屋市は国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の制度である「創造都市ネットワーク(デザイン分野)」に加盟認定されています。
加盟認定年月日
平成20年10月16日
これまでの経過
名古屋市では平成元年の「デザイン都市宣言」以降、地元の産業界、デザイン団体、教育機関と共同して、世界デザイン博覧会の開催、世界3大デザイン会議の実施、国際デザインセンターの設立、市民・企業のデザイン意識の普及啓発、若手デザイナーの育成などに取り組んできました。
長年のデザインに関わる成果を踏まえ、今後のさらなる発展のためには、世界の諸都市と連携することが重要であると考え、平成19年3月にユネスコへネットワーク加盟を申請していたもので、審査の結果、加盟が認められました。
「ユネスコ創造都市ネットワーク」とは
このネットワークは、創造的・文化的な産業の育成、強化によって、都市の活性化を目指す世界の各都市に対し、文化の多様性の保護を重視しているユネスコが、国際的な連携・相互交流を支援するもので、平成16年に創設されたものです。デザインをはじめ、文学、映画、音楽、クラフト&フォークアート、メディアアート、食文化の7分野があります。
名古屋市ユネスコ・ロゴマークについて
2021年に国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)のロゴが刷新されたのを機に、これまで使用してきました名古屋市のユネスコ・デザイン都市なごやのロゴも新しいものに変更いたしました。新しいロゴはNagoyaのイニシャル「N」を大小2つの円でシンボリックに表現しています。ひとつの円は名古屋、もうひとつの円は世界を表すとともに、名古屋と世界が互いに呼応する躍動感を表しています。
デザインと社会がつながりながら、デザイン都市Nagoyaが生み出すネットワークが世界へと広がっていくことをイメージしています。

ユネスコ・デザイン都市なごやの推進
本市では、ネットワーク加盟以降、名古屋商工会議所、株式会社国際デザインセンター、中部デザイン団体協議会(中部圏の13のデザイン団体(約5,000人が在籍)が加盟)と実行委員会を構成し、デザイン都市なごやを推進するための事業を実施しています。
「推進事業」「連携事業」事業区分について
ユネスコ・デザイン都市なごや推進事業
実行委員会およびその構成団体が主催する事業で、ユネスコ・デザイン都市なごやの取組みの周知や発信等、デザイン都市の推進を行うものについて「推進事業」と位置づけます。
ユネスコ・デザイン都市なごや連携事業
実行委員会およびその構成団体以外が行う事業についても、ユネスコ・デザイン都市なごやの取組みの趣旨に賛同し、かつ地域のデザイン振興に資する事業について、「連携事業」と位置づけます。
ユネスコ・デザイン都市なごやのウェブサイトをご覧ください
名古屋市は、3つのビジョンを掲げ、デザインをテーマとする人材育成と将来へつながる豊かな社会の実現に取り組んでいます。
- 原石を磨く
- 環境都市への誘い
- 多様な文化とのネットワーク
専用ウェブサイトでは、推進事業、連携事業をはじめとするデザインに関するイベントのお知らせや、ユネスコ創造都市ネットワーク加盟都市の紹介などを掲載しています。
詳しくは下記をご覧ください。
(注)みなさまにより親しみやすく、わかりやすい事業とするため、平成26年4月1日より事業名称を「クリエイティブ・デザインシティなごや推進事業」から、「ユネスコ・デザイン都市なごや推進事業」へと変更しました。
このページに関するお問い合わせ
観光文化交流局 文化歴史まちづくり部 文化芸術推進課 企画事業担当
電話番号:052-972-3172 ファクス番号:052-972-4128
Eメール:a3172@kankobunkakoryu.city.nagoya.lg.jp
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