避難所の運営

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ページID1013400  更新日 2025年10月16日

指定避難所とは

災害のおそれがなくなった後、自宅が被災して帰宅できない場合に一定期間、避難生活を送るための施設です。

避難所運営の基本的な考え方

  1. 避難所は、避難者による「自主運営」となります。
  2. 全員で協力し、お互いに助け合いながら、避難所運営に取り組みます。
  3. 要配慮者への配慮や男女平等参画の視点を取り入れた避難所づくりに取り組みます。

避難所では、大勢の人がともに生活しなければなりません。不自由な生活を少しでも良くするために、皆さんで協力することが必要です。

指定避難所運営マニュアル

指定避難所運営マニュアルは、災害発生時に迅速に指定避難所を開設し、円滑に指定避難所を運営することを目的に作成された手引き書です。指定避難所運営マニュアルは各指定避難所に保管してあります。近年、全国各地で災害が激甚化・頻発化しているところですが、特に夏季には猛暑による熱中症、冬季には低体温症の危険が高まるため、熱中症等への対策や状況に応じた避難スペースの使用等について明記し、令和6年6月に改正を行いました。

本マニュアルは、7つの章で構成されています。第1章から第5章は、指定避難所の開設からその後の運営について、本マニュアルを参考にしながら効率的に行うことができるよう、手順や様式などが掲載されています。第6章は、これまでの被災地支援から得られた教訓を、第7章には用語の解説を掲げました。また、避難所ごとに区役所、災害対策委員はじめ地域の皆さま及び施設管理者間であらかじめ決めておいた方がよい事柄は、事前準備編としてあります。

指定避難所運営マニュアルの主な内容

  • はじめに
  • 第1章 避難所の管理運営について
    避難所の開設の手順など、基本となることを掲載しております。
  • 第2章 避難所運営シート
    各シートを見ながら避難所運営ができるように、各班の任務をシート形式で掲載しております。
  • 第3章 感染症対策について
    新型コロナウイルスなどの感染症に対応した避難所の開設運営について掲載しております。
  • 第4章 様式編 避難所で使用する名簿等の各種様式を掲載しております。
  • 第5章 資料編
    避難所生活における注意事項等を資料として掲載しております。
  • 第6章 被災地支援を通して得られた教訓
    熊本地震への被災地支援を通して得られた教訓等を掲載しております。
  • 第7章 用語の解説集
    本マニュアルで使われている用語の解説を掲載しております。
  • 事前準備編
    避難所での共同生活のルールなど、事前に決めておくべきことを記載できる表を掲載しております。
  • (注) 以下のファイルはサイズが大きいため、ファイルを開くのに時間がかかる場合がありますのでご注意ください。
  • (注) 以下のファイルの内、一部の画像データにはテキスト情報がないため、内容を確認したい場合は本ページ下部「このページに関するお問い合わせ」までお問い合わせください。

指定避難所運営マニュアル(概要版)

この指定避難所運営マニュアル(概要版)は、市立小学校が指定避難所となった場合を中心にした望ましい避難所運営の姿を掲載したものです。指定避難所は、施設ごとに、規模や地域の実情が異なります。そのため、指定避難所の運営は、この冊子に記載されている基本的な内容を踏まえつつ、避難された方々の人数など指定避難所の状況に応じて、臨機応変に行うことになります。災害時は、誰もが被災者となります。無理なくお互いに助け合いながら、指定避難所の運営を行いましょう。

  • (注) 以下のファイルはサイズが大きいため、ファイルを開くのに時間がかかる場合がありますのでご注意ください。
  • (注) 「指定避難所運営マニュアル(概要版)」のPDFファイルには、テキスト情報がないため、内容を確認したい方は「このページに関するお問い合わせ」までお問い合わせください。

「指定避難所の開設・運営」映像

指定避難所開設までの流れや実際の運営方法など、紙面のマニュアルだけではイメージしづらい部分をより効果的に理解していただけるよう制作したものです。(再生時間14分43秒)

(2019年3月制作)

動画サムネイル:指定避難所の開設・運営
「指定避難所の開設・運営」映像の一部

避難所における感染症対策編

「指定避難所運営マニュアル 第3章 感染症対策について」に基づき、避難所における感染症の拡大防止策をより効果的に理解していただけるよう制作したものです。動画内の「指定避難所運営マニュアル新型コロナウイルス感染症対策編」は、現在、指定避難所運営マニュアルの第3章に組み込まれています。(再生時間14分18秒)

(2020年8月制作)

動画サムネイル:避難所の開設・運営(新型コロナウイルス感染症対策編)
映像の一部「事前受付の手順」

コロナ禍における避難行動

この映像は、コロナ禍における避難所での対応及び市民一人ひとりの災害時の行動について、ナゴヤコロナ対策ハートフルメッセンジャーであるSKE48キャプテンの斉藤真木子さんのナレーションにより説明した映像です。(再生時間2分30秒)

(2020年9月制作)

動画サムネイル:コロナ禍における避難行動
映像の一部「タイトル」

避難所開設キット

災害発生後、円滑に避難所を開設するためには、避難所開設の際に必要となる物品を事前に避難所へ準備しておく必要があります。本市では熊本地震の教訓や有識者等の意見を踏まえ、避難所開設キット(名古屋市標準版)という形で、最低限必要となる物品の一覧を作成し、普及啓発用として各区役所に1セットずつ配備しております。

避難所の開設・運営の検討や訓練を実施される際には、避難所開設キット(名古屋市標準版)を参考とし、地域で必要な物品を避難所ごとに検討しておきましょう。

なお、案内標識については、印刷用のデータを掲載しておりますので、必要に応じて印刷し、活用してください。

避難所開設キット(名古屋市標準版)
品目 主な使用用途
指定避難所運営マニュアル等 避難所運営の手順などを確認
案内標識(立入禁止、土足禁止など) 危険箇所などの明示
ビブス 避難所運営スタッフが着用
スケッチブック 手書き掲示板
筆記用具(鉛筆、鉛筆削り、定規) 受付や運営者による巡回
クリップボード 受付や運営者による巡回
ダブルクリップ 受付や運営者による巡回
A4用紙 集計やメモ
マーカー 黒/赤 段ボールへの記入や掲示板の作成
はさみ 書類やひも等の切断
カッター 梱包の開封
軍手 作業時の怪我防止
養生テープ 掲示物の貼り出しやスペースの明示
ポリ袋 ゴミ袋
荷造りひも 段ボールの梱包や危険箇所等の明示
懐中電灯(電池含む) 夜間の巡回

キットの活用例

案内標識

避難所での外国人被災者対応マニュアル(指定避難所運営マニュアル別冊編)

避難所での外国人被災者対応マニュアルは、外国人市民や外国人観光客の急増に対応するため、指定避難所運営マニュアルの改正に合わせ、避難所での外国人対応に役立つ内容をまとめ、指定避難所運営マニュアル別冊編として作成したものです。
避難所での外国人被災者対応マニュアルつきましては
観光文化交流局観光交流部国際交流課推進係
電話番号:052-972-3062 ファクス番号:052-972-4200
電子メールアドレス:a3061@kankobunkakoryu.city.nagoya.lg.jp
までお問い合わせください。

避難所での外国人被災者対応マニュアルの主な内容

  1. 避難所に外国人被災者が来たときの接し方
    避難所に外国人被災者が来たときの接し方について掲載しています。
  2. 名古屋国際センターによる避難に関する情報提供
    名古屋市内に避難に関する情報が発令された場合、名古屋国際センターのウェブサイトにて多言語での情報提供を行います。
  3. 避難者登録票記入例(英語・中国語)
    本編様式編にある避難者登録票記入例の英語版・中国語版です。
  4. 災害時多言語表示シート等のダウンロード方法
    (一財)自治体国際化協会のウェブサイトから無料でダウンロードできます。
  5. ピクトグラム/災害時多言語表示シート
    上記ウェブサイトからダウンロードできるもののうち、被災直後に特に必要となる言葉を抜粋したものです。

(注) 「避難所での外国人被災者対応マニュアル」のPDFファイルには、一部テキスト情報がないため、内容を確認したい方は観光文化交流局観光交流部国際交流課推進係までお問い合わせください。

PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。

このページに関するお問い合わせ

防災危機管理局 地域防災課 地域防災担当
電話番号:052-972-3591 ファクス番号:052-962-4030
Eメール:a3591@bosaikikikanri.city.nagoya.lg.jp
防災危機管理局 地域防災課 地域防災担当へのお問い合わせ