コンロ火災ゼロ Keep It Safe
こんろ火災発生状況について
全国の建物火災の出火原因(令和5年中)
令和5年中に全国で発生した火災は38,672件で、このうち建物火災は20,974件でした。建物火災の出火原因で最も多かったのは「こんろ」で、その多くが不注意によるものです。

名古屋市内の建物火災の出火原因(令和4年から令和6年)
市内全体でも、令和4年から令和6年にかけての出火原因第1位は「こんろ」であり、引き続きこんろの取り扱いには十分な注意が必要です。(注)中区では、令和4年以降、3年連続で市内最多の火災件数を記録しています。

中区内のこんろ火災事例
令和6年6月(一般住宅)
ガステーブルでお湯を沸かして放置したため、こんろ近くの布巾に着火し、キッチンの一部を焼損した。
令和6年7月(飲食店)
ガスこんろに火をつけて放置したため、寸胴鍋が過熱されて出火した。
令和6年8月(飲食店)
鍋に油を入れ加熱したままその場を離れたため、油が過熱されて出火した。
令和7年5月(飲食店)
ガスこんろに火をつけて放置したため、寸胴鍋が空焚き状態となり、出火した。
令和7年5月(飲食店)
ガスこんろに火をつけて放置したため、寸胴鍋が空焚き状態となり、スープの油脂が過熱され出火した。
こんろ火災ゼロに向けた取り組み
コンロ火災予防啓発ステッカー制作について
中消防署では、地域の皆さまと協力し、「こんろ火災」の防止に取り組んでいます。その一環として、日常の中で火災予防を意識していただけるよう、「コンロ火災予防啓発ステッカー」を制作しました。ステッカーは「誰にでもわかりやすいシンプルなデザイン」をテーマに、学生の皆さんから作品を募集するコンペ形式で選定しました。応募作品の中から、2作品は実際にステッカーとして活用され、さらに防火啓発活動に活用する4作品も採用されました。これら6作品の制作者である2校6名に対し、中消防署長より感謝状を贈呈しました。
感謝状贈呈式の様子

最優秀賞2作品(ステッカーとして活用)

優秀賞・佳作4作品(防火啓発活動で活用)

配布の取り組み
製作されたステッカーは、防災訓練や地域イベントでの配布に加え、自主防災組織ごとに消防職員が各家庭を訪問し、防災について説明する取り組みを通じて、幅広く活用されています。
飲食店や一般家庭を対象に、日常生活の中で火災予防を意識していただけるよう、積極的に配布を進めています。
 
こんろ火災予防お役立ち情報
こんろ火災予防の3つのポイント
こんろ火災を予防するには、3つのポイントに注意をしてください!3つのポイントに合わせてこんろ火災の予防・消火方法に関係する動画をご紹介します。
- 調理中は、こんろから目を離さない!
- こんろの周りに燃えやすいものを置かない!
- 袖の広い服には要注意!

調理中は、こんろから目を離さない!
ガスこんろ「天ぷら油の発火」
ガスこんろの天ぷら鍋の油が過熱されて発火した事故の再現映像です。詳しくは下の画像をクリックしてください。引用:NITE(独立行政法人 製品評価技術基盤機構)
こんろの周りに燃えやすいものを置かない!
ガスこんろ「近くに置いた可燃物に着火」
ガスこんろの可燃物接触火災事故の再現映像です。詳しくは下のバナー画像をクリックしてください。引用:NITE(独立行政法人 製品評価技術基盤機構)
袖の広い服には要注意!
ガスこんろ「キケン!着衣着火!」
ガスこんろに近づきすぎて着ている衣服に着火した事故を再現しています。詳しくは下のバナー画像をクリックしてください。引用:NITE(独立行政法人 製品評価技術基盤機構)
着衣着火にご注意を
名古屋市消防局の職員が、着衣着火の危険性と対応方法について説明しています。詳しくは下のバナー画像をクリックしてください。
火事が起きた時の対処方法は?
How to Use a Fire Extinguisher -消火器の使い方-
中消防署の職員が消火器の使い方を説明しています。詳しくは下のバナー画像をクリックしてください。
この動画は、外国人の方でもわかるように8か国語で作成しています。詳しくは、「名古屋市消防局公式YouTube」で検索してください。
このページに関するお問い合わせ
消防局 中消防署
電話番号:052-231-0119 ファクス番号:052-222-0119
Eメール:06shomu@fd.city.nagoya.lg.jp
消防局 中消防署へのお問い合わせ

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 








