平成30年度女性の活躍推進認定企業

名古屋市では、女性がいきいきと活躍できるような取組をしている企業を認定し、その中で特に優れた取組をしている企業を表彰しています。また、活躍している女性従業員も表彰しています。

平成30年度は、認定企業18社（表彰企業3社を含む）、従業員部門表彰3名に決定しました。認定・表彰企業は以下のとおりです。（区分ごとに50音順）

月変形労働制を採用しており、社員は月単位で業務時間を調整できる他、毎日、必ずやらなければならない仕事にかかる時間の割合を報告しあい、業務量が多い社員からは業務を分担する等仕事の共有化を徹底している。社長が信念を持って起業しており、会社の業務を特化し高い専門性を維持をすることで、ワーク・ライフ・バランスを実現し、女性が活躍できる環境づくりにつながっていることが高く評価できる。

女性管理職比率が25％以上あり、執行役員にも2名登用していて、既に女性が活躍している環境を評価する。営業職の女性が育児休業から復帰したときに働きやすいよう、営業職と事務職の間の業務を行う部署を新設し、営業職への復帰支援を行っているのは特徴的な取組である。

女性採用比率50％を達成している。経営幹部候補の研修に女性を選出するようにしており、課長級のみならず、経営幹部にも女性が登用されるよう取組を進めていることが評価できる。また、社長がトップを務める業務改善プロジェクト「GOKURAKUプロジェクト」においては、社員アンケートを実施し、そこから見える課題の解決を社内全体で取り組んでいる。

• 株式会社アイワット
• 株式会社アルバイトタイムス
• 株式会社伊藤建設工業
• NDS株式会社
• 医療法人杏園会
• 株式会社コンベンションリンケージ
• 株式会社シーテック
• 株式会社システムリサーチ
• 住友化学株式会社
• 株式会社デイリー・インフォメーション中部
• 株式会社トヨタレンタリース名古屋
• 株式会社ヘルスケアシステムズ
• ホーメックス株式会社
• 株式会社ポーラ
• 矢作建設工業株式会社

当時、女性が少なかった印刷会社である自社において、初めての女性営業職として活躍し、独自の営業スタイルで素晴らしい功績を残している。また、管理職としては、経営会議や幹部会議等において、女性やマイノリティの方に寄り添った意見を上に上げていくのが自分の役目として実行している他、介護と仕事の両立のため率先してワーク・ライフ・バランスに取り組む姿勢を社内で発信している。

大型コンベンションのコーディネーターやディレクターを経て、多くの大型コンベンションを成功させている。家族と協力しながら仕事と家庭を両立し、ランチ会などでは率先して自身の経験を後輩に話すなど、ロールモデルとしても活動している。管理職としては、女性が働きやすい職場環境を整えるための業務改善や人材育成にも取り組んでいる。

中部、東京に事業があった社内の第3の事業部として西日本事業部の立ち上げに尽力し、初年度は全社の6％の売上を計上し貢献している。また、IT未経験の女性社員チームを設立し、ステップアップできるようキャリアプランを立てて育成に励んでいる他、女性管理職として率先して、社内の女性社員にヒアリングをし、困りごとを社内改善につなげる取組をしている。