アルゼンチンアリの情報
特定外来生物「アルゼンチンアリ」が名古屋市で確認されました
令和7年7月3日に港区内で発見されたアリについて、専門家による種の同定の結果、特定外来生物である「アルゼンチンアリ」と確認されました。本市でのアルゼンチンアリの確認は、初めてとなります。
アルゼンチンアリに毒性はありませんが、在来アリ類を駆逐することから生態系への影響が心配されます。また、建造物や機械類の隙間に侵入することがあります。
今後、名古屋市では環境省や愛知県など関係機関と情報共有を図り、管理者とも連携しながら、薬剤などによる適切な防除を実施し、定着や生息域の拡大防止に努めます。
アルゼンチンアリとは
分類群:ハチ目 スズメバチ上科 アリ科
学名:Linepithema humile
自然分布:南米
- 体長は約2.5ミリメートルで体色は黒褐色
- 在来のアリと比べ、非常に素早く動き回る
- 多数の働きアリからなる大規模なコロニーをつくる
- 多女王性で分巣によって分布を拡大する
- 特定外来生物に指定されているため、生きたままの運搬や飼育、保管、販売などが禁止されている
名古屋市において生息が確認された地点
港区金城ふ頭2丁目地内
付近の生息状況については、現在調査中です。
関連リンク
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アルゼンチンアリ(国立環境研究所ウェブサイト)(外部リンク)
侵入生物データベースの情報です。 -
特定外来生物アルゼンチンアリパンフレット・リーフレット(環境省)(外部リンク)
アルゼンチンアリについてのパンフレット・リーフレットです。
このページに関するお問い合わせ
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