本市の自殺対策

本市の自殺者数は、平成10年に急増し、毎年400人を超える水準で推移してきましたが、平成27年以降には300人台になるなど減少傾向にありました。しかし、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響もあってか、令和2年より、本市や全国において自殺者数が増加傾向となっています。

今なお年間300人以上の方が自殺で亡くなられているという状況は決して楽観できるものではありません。

こころの健康に関する問題をはじめ、多重債務、経営・事業不振、病気の悩み、職場の人間関係、いじめの悩みなどに関して、相談窓口や自助グループの情報（約200機関）などを提供しているほか、うつ病に関する知識や精神科医療に関するQ&Aなどを掲載したウェブサイトを運営しています。

ウェブサイト「こころの絆創膏‐絆でまもるいのちのあかり‐」(外部リンク)

「絆創膏」の「絆（ばん）」の字は「きずな」とも読みます。こころの傷（悩み）が小さいうちに、人と人の絆で手当したい。「こころの絆創膏」はそんな思いを込めたウェブサイトです。

9月の自殺予防週間や3月の自殺対策強化月間にあわせ、うつ病の症状の説明や様々な悩みの解決のための相談窓口等を記載した携帯用絆創膏（こころの絆創膏）を市内各地で配布する「こころの絆創膏キャンペーン」を実施しています。

夜間及び土日に市内中心部（名古屋駅又は栄駅、金山駅付近など）にて、精神科医、臨床心理士、産業カウンセラー等によるうつ病等に関するメンタルヘルス相談を実施しています。（毎月6回程度、各回2組ずつ、事前予約制）

まずは電話相談・LINE相談からご相談ください。

こころの健康無料相談

名古屋市健康増進課から「こころの健康づくり」と相談窓口情報の検索等ができるスマートフォン用アプリがリリースされました！

名古屋市いのちの支援広報キャラクター「うさじ」たちと一緒に、「こころの健康づくり」を始めましょう！

名古屋市「こころの絆創膏アプリ」について

いのちの支援に関する啓発冊子を作成しています。

いのちの支援に関する各種パンフレットなど

厚生労働省や愛知県が実施している自殺対策については、以下の関連リンクをご覧下さい。

厚生労働省　自殺対策のページ(外部リンク)

愛知県自殺総合対策サイト（あいち自殺対策推進センター）(外部リンク)