第2章 南陽に鮎がいる!?
柄松さん:
均平をとるために水を張って「代掻き」という作業をするのですが、南陽町は、木曽川の頭首工から水を買ってるんですね。4月16日から10月15日の間は水利権を持っていることになります。
司会:
そうなのですね。名古屋の水は木曽川から来ていておいしいと言いますね。きれいで美味しい水が陽娘(ひなたむすめ)の大事な要素でもあったんですね。
山田さん:
実はね、鮎もいます。
司会:
え、南陽にですか?
山田さん:
そうそう、パイプラインを通ってくるんだろうね。普通の田んぼにはいないのだけどね、犬山の頭首工から土地改良区に水を持ってくる途中の揚水機場で見つけた。
司会:
へー!ホントにいい水が来てるんですね!
山田さん:
最近変わってきています。鮎もパイプラインを通ってきて。そういうことはなかなか無いけどね、少しずつ変わってきています。私は土地改良の役員をやっていましたので、秋に水路の掃除をするんです。その時にはじめて「何がおるかな…」って思ってたら鮎がいて、そのとき3匹捕まえた。

昔の用水は途中で川を通るから、その間に汚れたり悪水が混ざってたんです。でも今はパイプラインを通って、木曽川の純粋な水が揚水機場に溜まるようになった。そのため鮎がつられてパイプの中にはいってきたんだな、って。
司会:
鮎なんて山奥に行かないとなかなかお目にかかれないですよね。現在はブランド米が作れるほどに水がきれいなんですね。
山田さん:
そう。あと、「陽娘」は区役所の食堂でも取扱っていただいてますよね?
司会:
そうですね。それだけじゃなくて、学校給食、備蓄米としても使っているところです。
山田さん:
そうそう。だから「最近、南陽町の米もまんざらでもないな」、って自分たちも自信持っていかないかん。まだそういうPRが足らないな、って。
司会:
すいません、港区の広報としてもがんばります。(笑)

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