中央卸売市場の役割と4つの機能
市場の役割と4つの機能をご紹介。
中央卸売市場の役割
中央卸売市場は、市民の食生活に欠かすことのできない生鮮食料品(青果・水産・食肉)を全国から大量に集め、適正な価格で、すみやかに分配する公設の卸売市場です。
わが国では生鮮食料品等の取引の適正化と流通の円滑化を図るために、卸売市場法が制定されています。卸売市場法では、卸売市場に関する基本方針を定めるとともに、農林水産大臣が中央卸売市場を認定することなどを規定しています。
名古屋市は、この法律に基づいて農林水産大臣の認定を受け、本場、北部市場、南部市場の3つの中央卸売市場を開設し、その管理運営にあたっています。
 
中央卸売市場の4つの機能
集荷(品揃え)・分荷機能
全国各地から、食生活に必要な青果・水産・食肉などの多種多様な商品を集荷するとともに、需要者のニーズに応じて、迅速かつ効率的に、必要な品目、量に分荷配送を行う機能。
価格形成機能
需給を反映した迅速かつ公正な評価による透明性の高い価格形成をする機能。
代金決済機能
販売代金の迅速かつ確実な決済を行う機能。
情報受発信機能
需給に係る情報を収集し、川上・川下にそれぞれ伝達を行う機能。
中央卸売市場では上記のような4つの機能を有しており、消費者にはその需要に応じた生鮮食料品を安定して供給し、豊かな食生活を支え、生産者には継続的で安心できる販路を提供しています。
中央卸売市場は、消費者のニーズの変化や経済社会の構造変化、食の安全・安心への要請に対応し、大消費地における生鮮食料品の中核的な流通拠点として、今後とも重要な役割を果たしていくことが期待されています。
このページに関するお問い合わせ
経済局 商業・流通部 市場流通課 市場流通担当
電話番号:052-972-2439 ファクス番号:052-972-4138
Eメール:a2439@keizai.city.nagoya.lg.jp
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