「アスベスト」ってどんなもの?
「アスベスト」とは
アスベストは、天然の繊維状の鉱物で、石綿(いしわた、せきめん)とも呼ばれています。
熱や摩擦に強く、丈夫で変化しにくいという性質を持っているため、耐火、断熱、防音などの目的で、建材などに利用されてきました。
アスベストは、クリソタイル(白石綿)、クロシドライド(青石綿)、アモサイト(茶石綿)、トレモライト、アンソフィライト及びアクチノライトの6種類あます。

アスベストによる健康被害は
アスベストの繊維は非常に細かいもので、飛散したアスベストを吸入すると、肺がんや中皮腫などの病気の原因となる可能性があります。現在確認されている健康被害の多くは、作業現場などでのアスベストの吸い込みによるものです。
どんなことに気をつければいいの?
アスベストの繊維が飛散し空気中に浮遊した状態にあると、それを吸い込みやすくなるため危険です。建材にアスベストを使用している建物を解体するときなどは、十分な飛散防止対策を行う必要があります。
吹付けアスベストが露出していると、劣化などによりその繊維が飛散する可能性がありますが、板状に固められた建材からは、通常の使用状態では室内に飛散する可能性は低いと考えられます。ただし、建材にアスベストを使用している建物を解体するときには、アスベストが飛散する可能性があります。

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